SEOデータをOpenAI Dotsに接続する

SEOデータをOpenAI Dotsに接続する方法

OpenAIは2026年9月29日にDotsをリリースしました。専用のクラウドコンピュータ上でバックグラウンドで働き続ける、常時稼働のエージェントです。ただし、Dotが自分でGoogle Search Consoleを開くことはできません。DotにGSC Wizardプラグインを追加すると、実際のクリック数、表示回数、掲載順位、GA4のコンバージョン、Bingのデータを読み取り、チームの誰も手が回らない監視作業を代わりに行ってくれます。

セットアップには約5分かかります。無料プランあり、クレジットカードは不要です。

簡単な答え

DotsはOpenAIのプラグインのエコシステムを通じてアプリと接続し、GSC Wizardもそのプラグインの1つです。手順は4つです。

  1. データをGSC Wizardに接続します。tool.gscwizard.comでSearch Consoleを接続し、必要に応じてGA4とBing Webmaster Toolsも接続します。
  2. プラグインをDotに追加します。Dotのプロフィール → Customize → Pluginsを開き、GSC Wizardを選択して権限を確認します。
  3. GSC Wizardの同意画面で一度だけログインします。
  4. 承認ルールを設定し、継続的な指示を与えます。たとえば「毎週月曜日に、何がなぜ動いたかを教えて」のような指示です。

やる必要がないこと:DotにGoogleアカウントでブラウザからSearch Consoleへログインさせること、CSVエクスポートを渡すこと。Googleの認可はGSC Wizardの中にとどまり、選んだプロパティだけに限定され、いつでも取り消せます。

背景

Dotとは何か、なぜデータプラグインが必要なのか

OpenAIは2026年9月29日のDevDayでDotsを発表しました。発表によると、Dotは名前を持つ永続的なアシスタントで、GPT-6 Astraで動きます。専用のクラウドコンピュータと専用のブラウザを持ち、次のメッセージを待たずにバックグラウンドで目標に取り組み続け、フィードバックから時間をかけて学習します。ウェブ、デスクトップ、モバイルのChatGPTのほか、SlackやMicrosoft Teamsからも呼び出せます。OpenAIのプラグインのエコシステムを通じて、4,000以上のアプリに接続できます。

このため、DotはSEOに向いています。SEOの仕事の多くは監視だからです。ページの順位が落ちた、あるテンプレートがインデックスされなくなった、主要なクエリが2ページ目に移った、公開が成功したかどうか、といったことに気づく作業です。忙しいと真っ先に後回しになる作業であり、常時稼働のエージェントがまさに得意とする作業でもあります。

問題はデータです。Search Console、GA4、Bing Webmaster Toolsはいずれもお客様自身のログインの内側にあり、OpenAIが見られるものではありません。プラグインがなければ、「オーガニックの調子はどう?」という質問に対してDotは推測するか、サードパーティの推定値を見に行くしかありません。GSC Wizardを接続すれば、自社の一次データの数値で答えられます。

4,000+

DotがOpenAIのプラグイン経由で接続できるアプリ

24/7

Dotは専用のクラウドコンピュータ上でバックグラウンドで作業を続けます

0

認可を保持するプラグインがなければ、Dotが見られるSearch Consoleの行数

セットアップ:約5分

GSC WizardをDotに追加する

GSC Wizardプラグインは、ChatGPTアプリと同じホスト型MCPサーバーを使っているため、すでにChatGPTで利用している場合は、手順1は完了しています。

  1. 1

    データソースをGSC Wizardに接続する

    tool.gscwizard.comにGoogleでログインし、Dotに見せたいSearch Consoleプロパティを選択します。掲載順位とコンバージョンを結びつけたい場合は、GA4とBing Webmaster Toolsも追加します。Googleの権限を付与するのはここだけで、Dotはここで接続したもの以上を見ることはできません。

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    Dotで「Customize → Plugins」を開く

    ChatGPTでDotのプロフィールを開き、Customize → Pluginsに進んでGSC Wizardを検索します。接続する前に、要求される権限を確認してください。GSC Wizardのプラグインページから始めることもできます。

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    一度だけログインする

    ChatGPTがGSC Wizardのログイン画面と同意画面を開きます。承認すると、DotがあなたのかわりにGSC Wizardのツールを呼び出せるようになります。貼り付けるAPIキーはありません。接続にはOAuth 2.1を使うため、Googleアカウントには触れずに、GSC Wizardからいつでも取り消せます。

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    1つの質問で試す

    Dotにメッセージを送ります。「見えるSearch Consoleプロパティを一覧にして、メインのプロパティの28日間のサマリーを出してください。」数値がSearch Consoleのダッシュボードと一致すれば、接続は成功です。その後、定期的な作業を任せる前に、以下のルールを設定します。

代わりにDotへGoogleのログイン情報を渡すのはやめてください。Dotには専用のブラウザがあり、原理的にはSearch Consoleに直接ログインできます。しかしそれでは、常時稼働のエージェントにGoogleのセッション全体を渡すことになり、しかもレポートごとに最大1,000行までしか表示されないUIから数値を読み取ることになります。プラグインならスコープが限定され、取り消しができ、表のスクリーンショットではなく完成した分析を返します。

ガードレール

自動で動く前に承認ルールを設定する

Dotには、いつ実行しいつ確認するかについての組み込みルールがあり、独自のルールも書けます。OpenAIは、情報収集と、外部に影響を及ぼす操作とを区別しています。Dotが接続済みのアプリの中で役立つ作業を探している間は、メッセージの送信やアプリのコンテンツの変更はできません。割り当てたタスクやスケジュールしたタスクは独自のルールで実行されるため、以下のルールが重要になります。

自由に実行させる

読み取り専用で、GSC Wizardの外には何も出ません

  • ✓パフォーマンスの概要、上位のクエリとページ
  • ✓ランキングの変動、異常、変化点、劣化
  • ✓カニバリゼーション、CTR曲線、改善機会のスコアリング
  • ✓URL検査とインデックス登録トラッカーの読み取り
  • ✓GA4のレポート、キーイベント、LLM経由の参照トラフィック

承認を必須にする

書き込み、またはGoogleやBingに届く操作すべて

  • !IndexNowへのURL送信
  • !Search Consoleへのサイトマップ送信
  • !サイトやプロパティの追加・削除
  • !トピッククラスタ、コンテンツグループ、保存済みフィルタの削除
  • !共有クライアントレポートの作成や取り消し

Dotに貼り付けられるカスタムルール

Use GSC Wizard freely for reading and analysing SEO data.
Always ask me before any GSC Wizard action that submits, adds,
deletes or shares something (IndexNow, sitemaps, sites,
clusters, groups, filters, shared reports).
Never guess a metric: if a number did not come from a
GSC Wizard tool call, say so.

GSC Wizardが実行する書き込みはすべてアカウントの監査ログに記録されるため、Dotがいつ何をしたかをいつでも確認できます。

Dotに任せる内容

うまく機能する、継続的なSEO指示6選

チャットアシスタントは、あなたが思い出して尋ねた質問に答えます。Dotは、その質問そのものを自分の担当として持てます。以下の指示はGSC Wizardがすでに計算している分析を活用するため、Dotは計算ではなく判断に時間を使えます。

月曜日のパフォーマンスレポート

「毎週月曜の8:00に、example.comの先週と先々週を比較してください。クリック数の変動が大きかった上位3件を冒頭に書き、その要因となったページとクエリを示して、#seoに投稿してください。」

使用するもの:サイトサマリー、ランキングの変動、上位のページとクエリ

毎日の異常監視

「毎日すべてのプロパティで、クリック数と表示回数の異常を確認してください。想定範囲を外れたときだけ連絡し、サイトのせいにする前にアルゴリズムアップデートの一覧を確認してください。」

使用するもの:異常検出、変化点、アルゴリズムアップデート

コンテンツ劣化のトリアージ

「毎月1日に、劣化しているページを見つけ、失ったクリック数の多い順に並べて、上位10件にリフレッシュ案を1行ずつ作成してください。私のバックログのドキュメントに追加してください。」

使用するもの:劣化コンテンツ、劣化の概要、ページのパフォーマンス

新規URLのインデックス登録ウォッチ

「インデックス登録トラッカーに追加したURLをすべて追跡してください。7日経ってもインデックスされていないURLと、Googleがその理由として示している内容を教えてください。IndexNowに何かを送信する前には、必ず確認してください。」

使用するもの:インデックス登録トラッカー、URL検査、IndexNow(承認あり)

公開とサイト移行のチェック

「火曜日に/blogを/articlesに移しました。今後4週間は、数日おきに旧URLと新URLを比較し、トラフィックを失っているリダイレクトがあれば知らせてください。」

使用するもの:移行の比較、リダイレクト一覧、アノテーション

掲載順位から売上へ

「毎月、オーガニックのランディングページとGA4のキーイベントを突き合わせ、順位は高いのにコンバージョンしないページと、コンバージョンはするものの1ページ目のすぐ外にいるページを教えてください。」

使用するもの:統合ランディングページ、GA4のキーイベント、改善機会のスコアリング

最初の数回の実行にフィードバックを返してください(「もっと短く」「ブランド名を含むクエリは除外」「必ずモバイルを含める」など)。Dotは時間とともにフィードバックから学習するため、指示は自然と洗練されていきます。すぐ使える完成版をお探しですか?毎日のSEOエージェントとGA4コンバージョンエージェントをご覧ください。

分析をDotの中で行うべきでない理由

1回限りのチャットなら、CSVをそのままコンテキストに流し込んでも済みます。しかし毎日同じ分析を実行するエージェントではそうはいきません。無駄なトークンも計算ミスも、実行のたびに繰り返されるからです。

エクスポートやGSCのUIを使って作業するDot

  • ×実行のたびに何千行もの生データがコンテキストに入る
  • ×モデルが計算するため、実行ごとに結果がぶれる
  • ×UIは1,000行までの上限があり、履歴も最大16か月
  • ×エージェントのブラウザにGoogleのセッションが残る

GSC Wizardプラグインを使うDot

  • ✓分析はサーバー側のSQLで実行され、完成した答えが返ってくる
  • ✓決定論的な数値で、実行のたびに同じ答え
  • ✓Search Consoleの16か月を超えてウェアハウスに履歴を保持
  • ✓OAuthでスコープ限定、取り消し可能、書き込みはすべて監査ログに記録

必要なもの

項目要件
DotChatGPT Pro、Business Premium、Enterprise。対象市場で2026年9月29日から順次提供されます。最初のDotは追加料金なしで含まれます。
GSC WizardSearch Consoleプロパティを1つ以上接続したGSC Wizardアカウント。無料プランとトライアルがあります。
任意のデータソースDotのレポートにコンバージョンやBingのデータを含めたい場合は、GSC Wizardで接続したGA4とBing Webmaster Tools。
報告先ChatGPT(ウェブ、デスクトップ、モバイル)、SlackまたはMicrosoft Teams。Dotと会話する場所であれば、どこでも報告できます。

まだDotsの対象プランではありませんか?同じデータは、GSC WizardアプリまたはカスタムMCPコネクタを通じて通常のChatGPTでも利用できます。アプリはFreeとGoのプランでも使えます。OpenAIは、アクセス管理用の独自のIDを持つ、組織向けの専門Dotも予告しており、提供が始まり次第、このガイドを更新します。独自のエージェントを構築する場合は、MCPエンドポイントとAPIキーがResponses APIや任意のMCPクライアントで使えます。

同じデータを、ほかのアシスタントでも

関連ガイド

Search Consoleの接続は1つで、あらゆるアシスタントに対応。

Claude、Gemini、Grok、Meta Museのガイドがあります。同じコネクタでYandex WebmasterとGoogle Merchant Centerも読み取れます。エージェントなしでレポートを受け取りたい場合は、GSC WizardがSlackとMicrosoft Teamsに直接投稿します。より広いエコシステムについては、おすすめSEO向けMCPサーバーをご覧ください。

よくある質問

OpenAIのDotは、Google Search Consoleを自力で読み取れますか?

いいえ。Dotは専用のクラウドコンピュータとブラウザを持っていますが、Search ConsoleのデータはあなたのGoogleログインの内側にあり、OpenAIが見られるものには含まれません。Dotには、GSC Wizardのように認可を保持するプラグインが必要です。GSC Wizardが読み取るのは、GSC Wizardアカウントに接続したプロパティだけです。

Dotsを利用できるChatGPTのプランは?

2026年9月29日の公開時点で、OpenAIは対象市場のChatGPT Pro、Business Premium、EnterpriseプランへのDotsの提供を順次開始しており、最初のDotは追加料金なしで含まれます。GSC Wizard自体には無料プランとトライアルがあります。プラグインがデータを返すには、GSC Wizardアカウントが必要です。

Dotにブラウザで直接Search Consoleへログインさせてもよいですか?

可能ではありますが、常時稼働のエージェントにGoogleのセッションを渡すことになり、しかもレポートごとに1,000行が上限のUIから数値を読み取ることになります。プラグインなら、Googleの認可はGSC Wizardの中にとどまり、選んだプロパティに限定され、取り消しもでき、表のスクリーンショットではなく完成した分析を返します。

Dotは確認なしに何かを変更しますか?

そのように設定すれば、変更しません。Dotsは情報収集と、外部に影響を及ぼす操作とを区別しており、承認が必要な操作について独自のルールを書けます。GSC Wizardのツールの大半は読み取り専用です。IndexNowやサイトマップ送信のように書き込みを行う少数のツールには、Dotが先に確認するというルールを追加してください。

DotにCSVを渡すのではなく、GSC Wizardを使う理由は?

常時稼働のエージェントは、同じ分析を何度も繰り返し実行します。CSVの場合は、毎回生の行データに対して計算をやり直す必要があり、遅く、コストがかかり、ミスも起きやすくなります。GSC Wizardは、ランキングの変動、劣化、異常、カニバリゼーション、CTR曲線をウェアハウスに対するSQLで計算し、完成した結果を返すため、数値は実行のたびに変わりません。

Dotは調査結果をSlackやTeamsに投稿できますか?

はい。OpenAIによると、DotsはChatGPT、Slack、Teamsから呼び出せ、それらの間でコンテキストを引き継ぐため、チームがすでに作業しているチャンネルで月曜日のサマリーをDotに頼めます。エージェントを介さずに定期レポートが欲しい場合は、GSC Wizardに専用のSlackアプリとMicrosoft Teamsアプリもあります。

GA4とBingでも使えますか?

はい。同じGSC Wizardの接続で、GSC Wizardに接続したプロパティについて、GA4のレポート、キーイベント、LLM経由の参照トラフィックに加え、Bing Webmasterのクエリ、ページ、クロールのデータも利用できます。

Dotに実際のSEOデータを渡す

Search Consoleを一度接続し、GSC Wizardプラグインを追加すれば、あとはDotが見守ってくれます。ご自身のアカウントに限定され、いつでも取り消せます。

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