Ahrefsの代替ツール6選と、乗り換えずに続けたほうがよいケース

Ahrefsの代替ツールを探している方の多くは、被リンクとキーワードのデータを備えた、より安価なスイートを求めています。GSC Wizardはそうしたツールではなく、このページでもそうであるかのようには書きません。まず本当の意味でのスイート型の代替ツールを紹介し、次にGSC Wizardが向いている限られたケース、つまりAhrefsを契約しているものの主に自社サイトの確認に使っているチーム向けの選択肢、最後に無料の選択肢を紹介します。

開示:このページで紹介する代替ツールのうち1つ(GSC Wizard)は、私が開発したものです。GSC Wizardにも、ほかのツールと同じ「注意点」を記載しており、ページの冒頭では、正直にお伝えするとAhrefsを使い続けたほうがよいケースを先に挙げています。ほかの製品に関する情報は各ベンダー自身のウェブサイトから取得し、2026年10月3日に確認したもので、出典はすべてページの末尾にリンクしています。誤りを見つけた場合は、お知らせください。

このページの内容
最も近い代替ツール

Semrush。キーワードデータベースと被リンクインデックスの規模が近く、PPC、ローカル、コンテンツ向けのツールキットも備えた、最も近い選択肢です。

より安価なスイート

SE Ranking。毎日の順位トラッキング、サイト監査、リサーチが月額€109から利用でき、14日間のトライアルがあります。

自社サイトだけを分析するなら最適

GSC WizardとAhrefs Freeの組み合わせ。月額€17でSearch Consoleを深く分析でき、無料のサイト監査と限定的な被リンクデータも併せて使えます。

そもそもAhrefsから乗り換えるべきか?

Ahrefsには無料トライアルがないため、慎重に検討する方が多いツールです。まずは、そもそも乗り換えるべきかどうかから考えましょう。

次のような場合はAhrefsのままで

  • リンクビルディングやデジタルPRを行っている。多くの人がAhrefsにお金を払う理由は、その被リンクインデックスです。
  • まだ上位表示されていないトピックのキーワード調査を行っている。これにはキーワードデータベースが必要で、ファーストパーティのツールにはありません。
  • サイトエクスプローラーで毎週、競合を分析している。
  • Ahrefs Freeに切り替えられる場合もあります。確認済みの自社サイトだけを見るのであれば、無料プランで十分かもしれません。

次のような場合はほかのツールを検討

  • 複数のユーザーが必要。どのプランにも1ユーザーが含まれており、追加ユーザーは1人あたり月額€37〜€75と記載されています。
  • 主に自社サイトのトラフィックを見るために使っている。Search Consoleを読むには、割高な方法です。
  • 日次の順位更新を標準で利用したい。ランクトラッカーの更新は、既定では週次です。
  • 購入前にトライアルで試したい。Ahrefsにはトライアルがありません。
  • ホワイトラベルのクライアント向けレポートが必要。Ahrefsのヘルプセンターによると、現在は対応していません。

代替ツールをひと目で比較

代替ツール 最適な用途 エントリー価格 主なトレードオフ
Semrush ツールキットがより豊富な、同等のスイート €134/月、7日間のトライアル 価格は同程度。プランごとに1ユーザー
SE Ranking 同じ用途をより安く €109/月、14日間のトライアル Coreは1シート。まず被リンクデータを試してください
Sistrix 長期的な可視性のベンチマーク 月額€119、14日間のトライアル 1ユーザー・3プロジェクトで月額€119
GSC Wizard 市場ではなく自社サイトを分析 €17/月、7日間のトライアル 被リンク、キーワードデータベース、順位トラッカー、競合データはなし
Ahrefs Free Ahrefsを使い続けつつ、費用は0円に 無料 確認済みのサイトのみ。制限は厳しめ
Bing Webmaster Tools 無料の被リンクとキーワードのデータ 無料 Googleではなく、Bingのクロールとユーザーのデータ
Ahrefs(参考) 被リンク、キーワード調査、競合分析 月額€27(Starter)、€119(Lite)。無料プランあり Liteは1ユーザーで月額€119。トライアルなし

価格は各ベンダー自身の料金ページに掲載されているもので、2026年10月3日に確認しました。以下の各項目から出典にリンクしています。

Ahrefsの代替ツール6選

このページの読者の多くが必要としているのはスイート型のツールなので、先にそちらを紹介しています。私自身のツールは、このページの趣旨に照らして4番目に置いています。

1. Semrush

概要。幅広い機能を備えたオールインワンのマーケティングスイートで、2026年4月からAdobeの一部になっています。270億を超えるキーワードのデータベース、被リンク分析、競合のオーガニックと有料の調査、日次の順位トラッキング、サイト監査のクローラーに加え、コンテンツ、ローカル、広告それぞれのツールキットがあり、エントリープランより上のプランではAIでの可視性のトラッキングも利用できます。接続したSearch Consoleのデータは、ダッシュボード、レポートウィジェット、オーガニックトラフィックインサイトに表示されますが、Semrushはそのデータを保存しないと明記しています。

Ahrefsではなくこちらを選ぶ理由。キーワードデータベースと被リンクインデックスの規模が同程度で、最も近い選択肢です。さらに広告リサーチ、ローカルSEO、コンテンツツール、AIでの可視性まで対応範囲が広がります。ポジショントラッキングは日次で更新されます(Ahrefsのランクトラッカーは既定では週次です)。また、7日間のトライアルがあります。

注意点。安くはありません。SEOプランは1ユーザーで月額€134.21、追加ユーザーは€43からです。接続したSearch Consoleのデータをまったく保存しない点も違いで、Ahrefsは接続している間、お客様のデータを保持します。過去データ、カニバリゼーションレポート、Looker Studioとの連携には、上位のプランが必要です。

料金。SEOプランは、5つのウェブサイト、500個のトラッキング対象キーワード、1ユーザーで月額€134.21(年払いでは月額€112.52)です。Starterは€190.84、Pro+は€286.74、Advancedは€526.49です。追加ユーザーは1人あたり月額€43からです。7日間のトライアルはカードの登録が必要で、機能が限られた無料アカウントもあります。Semrushの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

2. SE Ranking

概要。中価格帯のオールインワンスイートです。日次の順位トラッキング、サイト監査、キーワードと競合のリサーチ、被リンクのモニタリングに加えて、Search ConsoleとGA4も連携できます。

Ahrefsではなくこちらを選ぶ理由。順位トラッキング、サイト監査、キーワードと競合のリサーチ、被リンクのモニタリングという同じ用途を、より低い価格でカバーします。エントリープランで2,000個のキーワードを日次でトラッキングでき、カード不要の14日間のトライアルもあります。ホワイトラベルは、年払いで月額€59からのアドオンとして利用できます(Ahrefsのヘルプセンターによると、Ahrefsは現在対応していません)。

注意点。Coreには1シートと10プロジェクトが含まれます。被リンクインデックスの規模や鮮度が仕事に影響する場合は、乗り換える前に、よく知っているドメインでAhrefsと比較してください。トライアルの期間は、そのために十分です。

料金。Coreは、10プロジェクト、1シート、2,000個のトラッキング対象キーワードで月額€109(年払いでは月額€87.20)です。Growthは€235です。ホワイトラベルはAgency Packで、年払いで月額€59からです。カード不要の14日間のトライアルがあります。SE Rankingの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

3. Sistrix

概要。ドイツ発のSEOスイートで、30か国以上でドメインがGoogleにどれだけ表示されているかを示す長年のベンチマーク、ビジビリティ指数で知られています。独自のデータに加えて、Search ConsoleとAnalyticsも連携できます。

Ahrefsではなくこちらを選ぶ理由。ビジビリティ指数は、30か国以上で1億を超えるドメインのGoogleでの表示状況を履歴付きで追跡できるため、Googleのアップデート後に誰が伸びて誰が落ちたかを確認するのに役立ちます。プランは月単位で解約でき、14日間のトライアルがあります。

注意点。StartプランはAhrefsのLiteと同じ価格で、1ユーザー、3プロジェクト、3か月分のデータ履歴が含まれます。可視性と順位を中心に作られているため、普段使っているAhrefsの特定のレポートをカバーしているかどうかを確認してください。

料金。Startは、1ユーザー・3プロジェクトで月額€119です。Plusは€239、Professionalは€419です。14日間のトライアルがあります。Sistrixの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

4. GSC Wizard

概要。Search Console、GA4、Bing、Yandex、Google Merchant Centerを分析するツールです。Search Consoleの履歴を独自のウェアハウスに保存し(ストレージ対象のプロパティでは最長10年分)、その上にコンテンツ劣化、カニバリゼーション、CTRベンチマーク、あと一歩のクエリ、予測、異常検出、インデックス登録トラッカーといったレポートを構築します。トラフィックとインデックス登録のアラートはSlack、Microsoft Teams、Webhookに送信でき、YandexやMerchant Centerのデータを含む同じデータを、MCPサーバーを通じてChatGPTやClaudeからも利用できます。

Ahrefsではなくこちらを選ぶ理由。実際に開いているAhrefsのレポートが自社サイトに関するものだけの場合に限ります。GSC Insightsも、劣化、カニバリゼーション、掲載順位別のCTRをカバーしています。GSC Wizardはそれに加えて、予測、異常のアラート、GoogleのURL Inspection APIを使ったインデックス登録トラッカー、Bingのデータ、コンテンツグループ、トピッククラスタを備えています。料金は月額€17で、Ahrefsの追加ユーザー1人分より安くなっています。

注意点。Ahrefsの強みにあたる機能は、何ひとつ代替できません。被リンクインデックス、キーワードデータベースや検索ボリューム、競合データ、検索結果の順位トラッカー、サイト全体のクローラーはありません。これらが必要な場合は、スイート型のツールかAhrefs Freeと組み合わせてください。詳細な比較もご覧ください。

料金。カード不要の7日間の無料トライアルの後は、Starterが月額€17(ライブのプロパティ10件と履歴を保存するプロパティ5件、合計15件、招待シート1つ)、Proが€39(50件と25件、合計75件、3シート)、Businessが€249(500件と150件、合計650件、10シート)です。米ドルでは$19、$49、$299になります。すべての機能がすべてのプランで利用できます。ウェブアプリの無料プランと年払いの割引はありません。GSC Wizardの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

5. Ahrefs Free

概要:Ahrefsの無料プランで、以前はAhrefs Webmaster Toolsと呼ばれていました。対象は所有権を確認したサイトで、確認にはSearch Consoleプロパティのオーナー権限、またはDNSかHTMLでの確認が必要です。Site Audit(プロジェクトあたり月5,000クロールクレジット)、Site Explorer(バックリンクとキーワードは一度に1,000件まで表示)、Web Analytics、GSC Insightsレポートを限定的に利用できます。

Ahrefsではなくこれを選ぶ理由:最も安いAhrefsの代替ツールは、規模の小さいAhrefsです。所有権を確認したサイトであれば、無料プランでSite Audit、機能が限られたSite Explorer、Web Analytics、GSC Insightsを使い続けられます。自分のドメインしか見ていなかったために解約したのであれば、これで十分かもしれません。

注意点:競合調査ツールではありません。Site Explorerで一度に見られるバックリンクとキーワードは1,000件までで、無料プランは所有権を確認したサイトが対象です。Site Auditはプロジェクトあたり月5,000クロールクレジットまでです。

料金:所有権を確認したサイトオーナーは無料で、確認できるウェブサイトの数に上限はありません。Ahrefs Free。価格の確認日:2026年10月3日。

6. Bing Webmaster Tools

概要:Microsoftが提供する、Search Consoleに相当する無料ツールです。16か月分の検索パフォーマンスデータ、URL検査、IndexNow、バックリンクデータ、キーワード調査、サイトスキャンを備えています。2026年2月からは、ページがCopilotやBingのAI回答でどのくらい引用されたかも確認できます。

Ahrefsではなくこれを選ぶ理由:見落とされがちですが、Bing Webmaster Toolsは無料で、バックリンクデータ、キーワード調査ツール、サイトスキャン、URL検査に加え、CopilotやBingのAI回答での引用に関するレポートも含まれます。Google Search Consoleと組み合わせれば、小規模サイトに必要な機能を無料でカバーできます。

注意点:データはGoogleではなくBingのクロールとBingのユーザーを反映したもので、Site Explorerのような競合調査ツールではありません。

料金:無料。価格の確認日:2026年10月3日。

乗り換えの理由に合う代替ツールは?

もっと安いスイートが欲しい

まずはSE Ranking。価格とトライアルが理由です。可視性を経時的にベンチマークすることが主な目的なら、Sistrixが向いています。

Ahrefs以上の機能が欲しい

Semrush。PPC、ローカル、コンテンツ向けのツールキットと、毎日のランクトラッキングが使えます。

自分のサイトしか見ない

GSC Wizard。たまに行うサイト監査やリンク確認には、Ahrefs FreeかBing Webmaster Toolsを組み合わせます。

予算がない

Ahrefs Free、Google Search Console、Bing Webmaster Toolsの組み合わせです。

よくある質問

最適なAhrefsの代替ツールは?

同じ用途ならSemrushです。キーワードデータベースとバックリンクインデックスの規模が同程度で、最も近い選択肢になります。価格を抑えたいならSE Rankingです。自分のサイトの検索パフォーマンスを分析するだけなら、GSC WizardのようなSearch Consoleツールの方が、はるかに安く、より深く分析できます。ただし、バックリンクや競合のデータはありません。

Ahrefsの無料の代替ツールはありますか?

所有権を確認したサイトであれば、Ahrefs Free自体が選択肢です。Bing Webmaster Toolsでは無料のバックリンクデータとキーワード調査が加わり、Google Search Consoleでは自分の検索パフォーマンスを確認できます。ただし、競合調査でSite Explorerの代わりになるものはありません。

Ahrefsに無料トライアルはありますか?

ありません。Ahrefsは割引を一切行わないとしており、ウェブサイトオーナーにはAhrefs Freeを案内しています。Semrushには7日間、SE Rankingには14日間のトライアルがあります。

GSC WizardでAhrefsを置き換えられますか?

スイートとしては置き換えられません。バックリンク、キーワードデータベース、競合データ、SERPランクトラッカー、サイト全体のクローラーはありません。置き換えられるのは、Ahrefsの契約のうち、自分のSearch Consoleデータを見るために使われている部分です。

出典と調査方法

このページに掲載している他社製品に関する事実はすべて、各ベンダー自身のウェブサイト(料金ページ、ドキュメント、製品発表)から、2026年10月3日に確認したものです。価格は、ページに表示されていた通貨で記載しています。ベンダーはプランを頻繁に変更するため、購入前にリンク先のページをご確認ください。GSC Wizardに関する記述は、GSC Wizard自身の料金ページとドキュメントに基づいています。

Ahrefs

Semrush

SE Ranking

Sistrix

GSC Wizard

Ahrefs Free

Bing Webmaster Tools

  • 機能の概要blogs.bing.com/webmaster/2025/6/Start-Using-Bing-Webmaster-Tools-to-Improve-Your-Site-Visibility
  • AI Performanceレポートblogs.bing.com/webmaster/February-2026/Introducing-AI-Performance-in-Bing-Webmaster-Tools-Public-Preview

すべての情報源を2026年10月3日に確認しました。

誤りや古い情報を見つけましたか?お知らせいただければ修正します。ここに名前を挙げたベンダーの方も同様で、御社の製品を不当に説明している点があれば、ぜひお知らせください。

執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年10月3日 · 事実と価格の確認日:2026年10月3日