2026年版 フリーランスとコンサルタント向けのおすすめGoogle Search Consoleツール

フリーランスのSEO担当者は、ソフトウェアの料金体系にとって扱いにくい立場です。1人で、多数のクライアントサイトを、しかもその多くは他人が所有するまま扱い、ツール予算は自分の報酬から出ていきます。朗報は、ここで紹介する6つのうち4つが無料または無料プランつきで、有料のものでも、導入する価値があるツールは、月に請求できる稼働1時間分より安く収まることです。

開示:このガイドで取り上げているツールの1つ(GSC Wizard)は私が作っています。フリーランス向けとしては6つ中2位にしており、ほかのすべてのツールと同じ「注意点」も付けています。他社製品に関する事実は、各ベンダー自身のウェブサイトから2026年10月3日に確認したもので、情報源はすべてページ下部にリンクしています。誤りを見つけたらお知らせください。

このページの内容
無料で始めるならこれ

SEO Gets。無料プランでクライアントサイト数は無制限、劣化タブ、指名・非指名の内訳、最大50,000行のCSVエクスポートに対応します。

有料プランで最もお得

GSC Wizard Starter。履歴を保存するクライアントプロパティ5件とライブ10件に、アラートとすべてのレポートを加えて、月額€17です。

スプレッドシートでの監査に最適

Search Analytics for Sheets。Search ConsoleのデータをそのままGoogleスプレッドシートに取り込めます。小規模な取得なら無料です。

フリーランスがSearch Consoleツールに本当に求めるもの

代理店が必要とするものは、必要ありません。自分1人のときに重要なことを挙げます。

負担できる費用

クライアントがツール代を払ってくれることはまずありません。サイト単位の課金は5社目あたりで高くなるので、実際に扱うサイト数で料金を計算してください。

他人から付与されたアクセス権で使える

通常、クライアントのSearch Consoleプロパティでは、所有者ではなく委任されたユーザーです。Googleログインで接続するツールなら、それで使えます。GoogleのBigQueryエクスポートや、Ahrefsでのサイト確認のように、オーナー権限が必要なものは使えません。

素早い最初の監査

新しいクライアントとの最初の1週間は、信頼を勝ち取る時期です。劣化しているページ、2ページ目に留まっているクエリ、1つのクエリを巡って競合する2つのURLは、すぐ見つかる発見であり、それを数分で表面化させるツールは元が取れます。

見せられるもの

画像として書き出したチャート、CSV、共有リンクがあれば、ほとんどのフリーランスの仕事には十分です。ホワイトラベルのポータルは、1人で使うにはお金に見合うことはまれです。

やったことの記録

何かを変更した日付の注釈は、更新時期に自分の成果を示す証拠になります。Search Console自体の注釈は500日で削除されるため、自分の注釈がどこに保存されるかを確認してください。

候補の一覧

ツール 最適な用途 エントリー価格 料金がスケールする単位
SEO Gets すべてのクライアントサイトに無料のダッシュボード 無料、Coreは$59/月 定額。履歴はサイトごとに保存
GSC Wizard 最大15のクライアントサイトの履歴、アラート、すべてのレポート €17/月、7日間のトライアル プロパティ数とシート数
Search Analytics for Sheets スプレッドシートでの監査とカスタム分析 無料。Proは月額$19 リクエストあたりの行数
Ahrefs Free 無料のサイト監査と、保存されたSearch Consoleの履歴 無料 無料枠あり。有料プランは月額€27から
SEOTesting 変更が効いたことをクライアントに示す 1サイトで月額$50 サイト数
Google Search Console 支払いも設定も不要 無料 該当なし

価格は各ベンダー自身の料金ページに掲載されているもので、2026年10月3日に確認しました。以下の各項目から出典にリンクしています。

試す順に並べた6つのツール

私ならフリーランスとして試す順に、6つのツールを並べました。4つに無料プランがあります。

1. SEO Gets

概要:多数のサイトを運営する人向けに作られた、すっきりして高速なSearch Consoleダッシュボードです。無料プランではサイト数もチームメンバー数も無制限で、マスターダッシュボード、成長タブと劣化タブ、ブランド系と非ブランド系のトラッキング、グラフ上のGoogleコアアップデート表示が含まれます。有料のCoreプランでは、GA4、コンテンツグループ、トピッククラスタ、改善機会レポート、SEOテストを自動で開始するアノテーション、MCPサーバー、ログイン不要のクライアント向けリンクが加わります。Search Consoleをライブで読み込み、Googleが保持する16か月分を表示します。それ以上の履歴は、Super Sitesというサイト単位のアドオンで利用できます。

フリーランスに向いている理由。 無料プランにはサイト数の制限がなく、四半期ごとにクライアントが入れ替わる人に向いています。Googleログインで接続すれば、アクセス権のあるすべてのプロパティが表示されます。無料プランには成長タブと劣化タブ、指名トラッキング、最大50,000行のCSVエクスポートが含まれるため、新しいクライアントのサイトを無料で確認できます。

注意点。 GA4、コンテンツグループ、改善機会レポート、注釈、クライアント向けリンクは月額$59のCoreからで、フリーランスにとっては大きな一段差です。履歴はSuper Sitesを追加しない限り16か月です。

料金:無料プランあり。Coreは月額$59、または年額$590です。最大5年分の履歴を保持し、最大5,000ページ分のインデックスレポートが加わるSuper Sitesは、1サイトあたり月額$10です。サイト数とチームメンバー数は、どのプランでも無制限です。SEO Getsの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

2. GSC Wizard

概要。Search Console、GA4、Bing、Yandex、Google Merchant Centerを分析するツールです。Search Consoleの履歴を独自のウェアハウスに保存し(ストレージ対象のプロパティでは最長10年分)、その上にコンテンツ劣化、カニバリゼーション、CTRベンチマーク、あと一歩のクエリ、予測、異常検出、インデックス登録トラッカーといったレポートを構築します。トラフィックとインデックス登録のアラートはSlack、Microsoft Teams、Webhookに送信でき、YandexやMerchant Centerのデータを含む同じデータを、MCPサーバーを通じてChatGPTやClaudeからも利用できます。

フリーランスに向いている理由。 Starterは、ライブのクライアントプロパティ10件と、履歴を保存する5件が月額€17で、劣化、カニバリゼーション、あと一歩のキーワード、予測、インデックストラッカーまですべてのレポートを含みます。保存されたプロパティのトラフィックアラートはSlack、Teams、またはWebhookに届き、インデックス登録の変化はメールダイジェストで届くので、クライアントサイトの問題をいち早く知ることができます。委任されたSearch Consoleアクセスで動作し、Googleログインを共有することなく、1人のクライアントや同僚とプロパティを共有できます。

注意点。 ウェブアプリの無料プランはなく、7日間のトライアルのみです。Starterの招待シートは1つで、16社目のクライアントがついたら€39のProへの移行が必要です。エクスポートはCSV、HTML、PNGで、PDFとホワイトラベルはありません。

料金。カード不要の7日間の無料トライアルの後は、Starterが月額€17(ライブのプロパティ10件と履歴を保存するプロパティ5件、合計15件、招待シート1つ)、Proが€39(50件と25件、合計75件、3シート)、Businessが€249(500件と150件、合計650件、10シート)です。米ドルでは$19、$49、$299になります。すべての機能がすべてのプランで利用できます。ウェブアプリの無料プランと年払いの割引はありません。GSC Wizardの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

3. Search Analytics for Sheets

概要:Search ConsoleのデータをGoogleスプレッドシートに直接取り込むアドオンです。画面の1,000行という上限を超えて取得でき、定期バックアップを実行して、Googleの16か月より長く履歴を残すこともできます。

フリーランスに向いている理由。 スプレッドシートで最高の仕事をするコンサルタントは多いものです。このアドオンは、選んだディメンションとフィルターでSearch ConsoleのデータをGoogleスプレッドシートに取り込み、1,000行の制限を超えられ、バックアップをスケジュールしてクライアントのデータを16か月より先まで残せます。小規模なサイトなら無料プランで十分です。

注意点。 渡されるのは行データであって、発見ではありません。分析は自分で組み立てる必要があります。大規模な取得には月額$19のProが必要で、クライアントごとにスプレッドシートを用意すると、数件を超えたあたりで管理が難しくなります。

料金:無料プランあり。Proは月額$19で、1リクエストあたり最大100,000行、Unlimitedは$49です。Search Analytics for Sheetsの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

4. Ahrefs Free

概要:Ahrefsの無料プランで、以前はAhrefs Webmaster Toolsと呼ばれていました。対象は所有権を確認したサイトで、確認にはSearch Consoleプロパティのオーナー権限、またはDNSかHTMLでの確認が必要です。Site Audit(プロジェクトあたり月5,000クロールクレジット)、Site Explorer(バックリンクとキーワードは一度に1,000件まで表示)、Web Analytics、GSC Insightsレポートを限定的に利用できます。

フリーランスに向いている理由。 確認できるサイトであれば、無料枠でサイト監査、限定的な被リンクデータ、履歴が保存されるGSC Insightsを無料で使えます。クロールベースの監査をSearch Consoleデータと並べて見る方法として、最も安価です。

注意点。 各サイトは先に所有権の確認を済ませる必要があり、Search Consoleプロパティのオーナー権限、またはDNSかHTMLによる確認が要るため、クライアントのプロパティでは必ずしも可能とは限りません。上限は厳しく(プロジェクトあたり月5,000クロールクレジット)、競合調査には有料プランが必要です。

料金:所有権を確認したサイトオーナーは無料で、確認できるウェブサイトの数に上限はありません。Ahrefs Free。価格の確認日:2026年10月3日。

5. SEOTesting

概要:Search Console系ツールの中でも歴史の長いツールの1つで、2016年にSanityCheckという名前で始まりました。中心はSEOテストで、変更の前後を比べる単一ページ・グループ・URL切り替えテスト、条件を揃えたコントロールグループとのスプリットテスト、GA4を使ったAI経由トラフィックのテストがあります。そのほか、標準的なレポート(コンテンツ劣化、カニバリゼーション、あと一歩のキーワード、ブランドと非ブランドの比較)、コンテンツグループ、Googleアップデートが自動で追加されるアノテーション、ブランド入りの月次PDFレポートも備えています。

フリーランスに向いている理由。 クライアントから、タイトルの書き換えに効果があったのかと聞かれたとき、対照群を置いたテストとその判定は、スクリーンショットよりも良い答えになります。1サイトで月額$50、14日間のトライアルでは最大30サイトを対象にできます。

注意点。 サイト単位の料金のため、リスト全体向けではなく、1社の主力クライアント向けのツールです。アーカイブではなく、クエリ単位のデータは16か月以内にとどまります。

料金:1サイトで月額$50、5サイトで$125、20サイトで$375で、どのプランもユーザーは無制限です。Enterpriseの料金は要問い合わせです。カード不要の14日間トライアルがあり、最大30サイトまで試せます。SEOTestingの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

6. Google Search Console

概要:Google自身のツールであり、このページの他のすべての製品が読み込むデータの元です。最近、大きく進化しました。直近24時間の1時間単位ビュー、グラフのカスタムアノテーション、インプレッションが十分あるサイトでのブランドクエリフィルタ、週次・月次のグラフビュー、大規模サイト向けのInsightsレポートのクエリグループに加え、2026年6月からはAI OverviewsとAI Modeでのインプレッションのレポートも追加されました。

フリーランスに向いている理由。 どのクライアントでもすでに使えますし、改善もされてきました。注釈、週次・月次ビュー、24時間ビュー、そして十分な表示回数があるサイトでは指名クエリのフィルターもあります。小規模サイトへの1回限りの質問には、たいてい最も速いツールです。

注意点。 一度に1つのプロパティ、1,000行、16か月です。クライアントが8社いるコンサルタントにとって、本当のコストは、まとめて見られるビューがないことです。

料金:無料。価格の確認日:2026年10月3日。

ほかにも注目したいもの

GSCdaddy

あと一歩のキーワードを見つけ、それぞれにAIによるアクションプランを書く、用途の絞られたツールです。1サイトで月額$19。2026年4月に公開された新しい製品です。

Data Studio

無料で、クライアントが自分用のダッシュボードを欲しがったときの定番の答えです。構築する時間を見込んでおいてください。

SEOTalos

10サイトと2シートで月額$29、SEOテストを含みます。16か月を超える履歴の保存は、ロードマップではまだ計画中とされています。

どれを選ぶか

駆け出しの段階

SEO Gets FreeとSearch Console本体。クライアントのニーズでどうしても必要になるまで、お金はかけません。

5〜10社の安定したクライアント

GSC Wizard Starter。5件で履歴の保存とトラフィックアラート、残りはライブデータで、月額€17です。

証拠を求める大口クライアントが1社

その1サイトにだけSEOTestingを追加し、残りはそのままにします。

よくある質問

フリーランスに最適な無料のSearch Consoleツールは?

SEO Getsはサイト数無制限の無料プランがあり、入れ替わりの多いクライアントリストに向いています。Search Analytics for Sheetsにはデータをスプレッドシートに取り込める無料プランがあり、Ahrefs Freeは確認できるサイトにサイト監査を加えます。Search Console自体も無料で、注釈が加わり、十分な表示回数があるサイトでは指名フィルターも使えます。

自分が所有していないクライアントのサイトでも、これらのツールを使えますか?

はい、GSC Wizard、SEO Gets、SEOTestingのように、Googleログインで接続するツールなら使えます。アカウントにアクセス権が付与されているSearch Consoleプロパティであれば、どれでも読み取れます。Ahrefs FreeとGoogleのBigQuery一括エクスポートは、どちらもプロパティのオーナー権限が必要です。

フリーランスはSearch Consoleツールにいくら使うべきですか?

最初は無料で十分なことが多いです。履歴の保存、アラート、監査の効率化で時間を節約できるようになったら、月額€17〜$59で、複数のサイトに使うサイト単位のツールを除き、このページのどの選択肢もカバーできます。

契約が終わったら、クライアントのデータは手元に残りますか?

データはクライアントのSearch Consoleプロパティに属しており、あなたのアクセスは、クライアントがあなたを削除した時点で終わります。アクセス権があった間にツールが保存したものがどうなるかは、そのツールの保持ポリシーとクライアントとの合意次第なので、契約書で取り決めてください。

出典と調査方法

このページに掲載している他社製品に関する事実はすべて、各ベンダー自身のウェブサイト(料金ページ、ドキュメント、製品発表)から、2026年10月3日に確認したものです。価格は、ページに表示されていた通貨で記載しています。ベンダーはプランを頻繁に変更するため、購入前にリンク先のページをご確認ください。GSC Wizardに関する記述は、GSC Wizard自身の料金ページとドキュメントに基づいています。

SEO Gets

GSC Wizard

Search Analytics for Sheets

Ahrefs Free

SEOTesting

Google Search Console

GSCdaddy

Data Studio

SEOTalos

Search ConsoleのBigQueryへのバルクエクスポート

すべての情報源を2026年10月3日に確認しました。

誤りや古い情報を見つけましたか?お知らせいただければ修正します。ここに名前を挙げたベンダーの方も同様で、御社の製品を不当に説明している点があれば、ぜひお知らせください。

執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年10月3日 · 事実と価格の確認日:2026年10月3日