GSC WizardとSEO Getsの比較

どちらのツールもGoogle Search Consoleの上に成り立っていて、Search Consoleの有名な2つの制約、つまり1,000行のテーブルと、一度に1つのプロパティしか見られない表示を、どちらも解消します。違うのは、何に課金するかです。SEO Getsはサイトとシートを無料で提供し、履歴に課金します。GSC Wizardは履歴を含め、サイトとシートに課金します。どちらが安くなるかは、そのどちらが多いかによって決まります。

開示:GSC Wizardは私が開発しているため、片方の立場からの説明として読んでください。参考になるよう、SEO Getsのほうが優れている点のセクションを先頭に置き、自社製品について書いた部分と同じ丁寧さで書いています。他社製品に関する情報は各社の公式サイトで2026年10月3日に確認したもので、情報源はすべてページ末尾にリンクしています。誤りを見つけたらお知らせください。

このページの内容
SEO Getsを選ぶべき場合

無料のダッシュボードが欲しい場合、数人を超えるメンバーで多くのサイトを運営している場合、ログイン不要でライブダッシュボードをクライアントと共有したい場合。

GSC Wizardを選ぶべき場合

数サイトを超えて16か月より長い履歴が必要な場合、BingのデータやSlack・Teamsへのアラートが欲しい場合、予測や異常検出を使いたい場合。

両方を試すべき場合

迷っている場合です。SEO Getsには無料プランがあり、GSC Wizardにはカード不要の7日間トライアルがあるので、同じプロパティを両方に接続しても費用はかかりません。

GSC Wizard vs SEO Gets 比較早見表

SEO Getsに関する情報は、料金ページ、機能ページ、ヘルプページに基づいています。最後の列は、その行でどちらが優位かを示しています。

比較項目 GSC Wizard SEO Gets 優位
無料プラン ウェブアプリに無料プランはなし。7日間のトライアル、カード不要 あり、サイトとユーザーは無制限 出典 SEO Gets
有料の最安プラン 月額€17($19) 月額$59(Core) 出典 GSC Wizard
プランごとのサイト数 ライブ10、50、500件に加え、保存5、25、150件 全プランで無制限 出典 SEO Gets
チームのシート 招待シート1、3、10件。追加は1件あたり€9 全プランで無制限 出典 SEO Gets
16か月を超える履歴 保存プロパティ5、25、150件で最長10年、料金に含まれる Super Sitesアドオン:最長5年、1サイトあたり月額$10 出典 GSC Wizard
Search Consoleの1,000行を超える取得 あり:保存したプロパティでは、Search Console APIが返すすべての行 あり、最大50,000行 出典 引き分け
GA4データ あり(全プラン) あり、Coreで 出典 引き分け
Bing Webmasterのデータ あり、独立したレポートとして提供 Bing Webmaster Toolsのデータはなし。ロードマップでは検討中 出典 GSC Wizard
アラート Slack、Teams、ウェブフック。インデックス登録はメールダイジェスト 週次のサマリーメール。Super Sitesでは週次のインデックス登録メール。低下アラートはロードマップで検討中 出典 GSC Wizard
インデックスの監視 1プロパティあたり最大1,800 URL、料金に含まれる Super Siteごとに最大5,000ページ(有料アドオン) 出典 場合による
クライアントとの共有 メールアドレスごとのサインインがあるポータル ログイン不要のリンク、ブランド表示なし、埋め込み可能(Core) 出典 SEO Gets
SEOテスト 2つのページグループを比較する1つのレポート すべての注釈からテストを開始できる(Core) 出典 場合による
予測と異常検出 あり 機能ページには記載なし GSC Wizard
ChatGPTとClaude向けのMCPサーバー あり、全プランで、ChatGPTアプリも あり、Coreで、カスタムコネクタとして 出典 引き分け
年払い なし あり、2か月分無料 出典 SEO Gets
データの保存場所 EU(ドイツとアイルランド) 米国。デフォルトではSearch Consoleのデータは保存されない 出典 場合による

優位の数:SEO Gets 5、GSC Wizard 5、引き分けまたは場合による6。比較する行は私が選んだものなので、集計結果ではなく、実際に必要なものに照らして判断してください。

SEO Getsのほうが適しているケース

SEO Getsは優れた製品で、買い手によっては明らかにこちらのほうがお得です。私がSEO Getsをおすすめするのは、次のようなケースです。

本格的な無料プラン

SEO Getsには、トライアルではない本物の無料プランがあります。サイトもチームメンバーも無制限で、カードは不要、期間の制限も記載されていません。機能を絞ったデモでもありません。無料プランにはマスターダッシュボード、成長タブと劣化タブ、ブランドと非ブランドの追跡、グラフ上のGoogleコアアップデート、最大50,000行のCSVエクスポートが含まれます。GSC Wizardは7日間のトライアルのあとは有料です。保存された履歴、GA4、コンテンツグループが不要なら、SEO Getsの無料プランで十分役目を果たし、価格ではかないません。

サイトとシートが無制限

Coreは、追加するプロパティや人数にかかわらず月額$59です。GSC Wizardはどちらにも上限があります。ライブプロパティは10、50、500件(保存は5、25、150件)、招待シートは1、3、10件で、追加シートは1件あたり月額€9です。クライアントサイトが120件、チームが15人の代理店なら、SEO Getsでは$59、GSC Wizardでは€285(Businessに追加シート4件)です。それらのクライアントに16か月分の履歴で足りるなら、勝負になりません。

Coreでは、プロパティごとに、アカウント不要で開けるマジックリンクとして共有でき、SEO Getsのブランド表示がなく、クライアントポータルに埋め込めます。GSC Wizardのクライアントポータルでは、閲覧者全員が自分のメールアドレスでサインインする必要があります。そのほうがプライバシーを守りやすく、アクセスの取り消しも簡単です。ただし、グラフをちょっと見たいだけのクライアントにとっては、手順が1つ増えます。

年払い、Chrome拡張機能、変更の追跡

SEO Getsには2か月分無料の年払いがあります。GSC Wizardの標準プランは月払いのみです。また、閲覧中のページにSearch Consoleのデータを表示するChrome拡張機能があり、Super SitesではページのHTML、ステータスコード、内部リンクの変更を追跡するため、順位が動く前に何が変わったかを確認できます。GSC Wizardにはどちらもありません。

よりシンプル

SEO Getsは機能の数が少なく、画面にもそれが表れています。ツールを開くのがコンテンツライターやクライアントなら、レポートが少ないことが利点になる場合もあります。GSC Wizardには20を超えるレポートがあり、どれが必要かはご自身で分かっていることが前提です。

GSC Wizardのほうが適しているケース

ここからは、GSC Wizardに有利な違いです。いずれも、確認できる事実として書いています。

保存された履歴はアドオンではなく標準で含まれる

SEO GetsはSearch Consoleをリアルタイムで読み取るため、デフォルトではGoogleと同じ16か月分が表示されます。それ以上保持するには、1サイトあたり月額$10のSuper Sitesが必要で、最長5年分を保持します。GSC Wizardは、5、25、150件のプロパティの履歴をプランの一部として保存し、最長10年間保持します。どちらにも当てはまる注意点が1つあります。接続前のデータは、Googleがまだ保持している16か月分を超えては復元できないため、起点は登録した時点になります。すでにBigQueryのバルクエクスポートがある場合、SEO Getsはそれを直接読み取れ、GSC Wizardもご依頼があればインポートします。

GoogleとあわせてBingも

GSC Wizardは、Search Consoleと並べてBing Webmaster Toolsも読み取り、専用のクエリ、ページ、クロールのレポートがあります。SEO GetsはGoogle Search Consoleのみで、Bing Webmaster Toolsは読み取りません。公開ロードマップでは検討中とされています。

向こうから届くアラート

GSC Wizardは、トラフィックの低下、インデックス登録の悪化、Core Web Vitalsの変化、確認されたGoogleアップデートを、Slack、Microsoft Teams、ウェブフックに投稿し、インデックス登録の変化はダイジェストをメールで送り、Slackチャンネルへの定期レポートも送れます。トラフィックのアラートは保存したプロパティで動作します。SEO Getsには週次のサマリーメールと、Super Sites向けの週次インデックス登録レポートがあります。急な増減のアラートはロードマップでまだ検討中とされており、SlackやTeamsとの連携は記載されていません。

より深い分析レポート

どちらのツールも、コンテンツ劣化、カニバリゼーション、あと一歩のキーワード、ブランドと非ブランドのトラフィック、ベンチマークに対するCTRをカバーしています。GSC Wizardはさらに、トラフィック予測、異常検出と変化点検出、国際化レポート、Search Consoleのサンプリングでどれだけのデータが隠れているかを示すレポートまで備えています。SEO Getsの機能ページには、これらはどれも載っていません。

数サイトを1人で使うなら安い

有料の機能一式と保存された履歴を5サイトで使いたい場合、GSC Wizardは月額€17です。SEO Getsで同じ内容にするには、Coreの$59に、$10のSuper Sitesを5つ加えて、$109になります。

データはEU内に保存される

GSC Wizardのアカウントデータベースとデータウェアハウスは、アイルランドとドイツでホストされています。SEO Getsは、Search Consoleのサイトデータをデフォルトでは保存しないこと、保存するデータは米国に置かれることを明記しています。多くの買い手にとっては関係ありませんが、一部のヨーロッパのクライアントにとっては、購入を左右する点です。

それぞれの料金

表示価格だけを見ると誤解しやすいのは、2つのツールが別々のものに課金しているからです。よくある5つのケースの月額定価は次のとおりです。

状況 GSC Wizard SEO Gets
サイト1つ、基本のダッシュボード、16か月で十分 €17(Starter) $0(Freeプラン)
履歴を保存した5サイトと、すべてのレポート €17(Starter、保存5件) $109(Coreに5つのSuper Sitesを追加)
履歴を保存した25サイト €39(Pro、保存25件) $309(Coreに25のSuper Sitesを定価で追加)
クライアントサイト50件、チーム4人、16か月で十分 €39(Pro) $59(Core)
クライアントサイト120件、チーム15人、16か月で十分 €285(Businessに追加シート4件) $59(Core)

2026年10月3日時点の定価で、月払い、VAT別です。SEO Getsの価格は米ドル建てで、GSC WizardのStarter、Pro、Businessプランは米ドルで$19、$49、$299です。SEO Getsの年払いは2か月分無料で、Super Sitesは20サイトから見積もりによる割引があります。

両方を使う

併用する人もいます。SEO Getsの無料プランは、アクセスできるすべてのサイトをざっと眺めるのに便利で、費用もかかりません。そのうえで、長期の履歴と、収益を支えるサイトへのアラートはGSC Wizardに任せるという使い方です。

どちらを選ぶべきか?

個人コンサルタントまたはサイトオーナー

5サイトで保存された履歴とSlackやTeamsのアラートが欲しく、さらに10サイトをライブで接続したいなら、€17のGSC Wizardです。Search Consoleをより見やすく使いたいだけで、お金をかけたくないなら、SEO Gets Freeです。

多くのクライアントとスタッフを抱える代理店

16か月で足りるなら、SEO GetsのCore。サイトとシートが無制限で$59というのは、なかなか太刀打ちできません。クライアントが複数年の比較、Bingデータ、自分たちのSlackチャンネルへのアラートを求めるなら、GSC Wizardです。

数サイトを扱う社内チーム

GSC Wizardです。保存された履歴、GA4とBingの併用、予測と異常のアラートは、社内チームにとってサイト数が無制限であることより重要です。

よくある質問

SEO Getsは無料ですか?

はい。SEO Getsには、サイトとチームメンバーが無制限の無料プランがあり、マスターダッシュボード、成長タブと劣化タブ、ブランドと非ブランドの追跡が含まれます。GA4、コンテンツグループ、トピッククラスタ、機会レポート、注釈、クライアント向けリンク、MCPアクセスは、月額$59の有料Coreプランにあります。

SEO Getsは16か月より長くSearch Consoleのデータを保持しますか?

保持するのはSuper Sitesだけです。1サイトあたり月額$10の有料アドオンで、最長5年分を保持しますが、Googleがまだ保持している16か月より古いデータは復元できません。デフォルトでは、SEO GetsはSearch Consoleをリアルタイムで読み取り、Googleの16か月分を表示します。GSC Wizardは、5、25、150件のプロパティの履歴をプランの一部として保存し、最長10年間保持します。

GSC WizardとSEO Getsではどちらが安いですか?

何がより多いかによります。有料の機能一式を最大15サイトで使いたい1人(うち5サイトは履歴を保存)なら、月額€17のGSC Wizardのほうが安くなります。多数のサイトと大きなチームがあり、16か月の履歴で足りるなら、定額で月$59、あるいは無料のSEO Getsのほうが安くなります。

SEO GetsからGSC Wizardに移行できますか?

はい。どちらもGoogleサインインを通じて同じSearch Consoleのプロパティを読み取るため、エクスポートするものはありません。GSC Wizardでプロパティを接続し、履歴を保存するものを選ぶと、直近16か月分がGoogleからバックフィルされます。コンテンツグループとトピッククラスタは、設定し直す必要があります。

どちらもChatGPTとClaudeで使えますか?

はい。どちらもMCPサーバーがあります。SEO GetsではCoreプランに含まれ、カスタムコネクタとして接続します。GSC Wizardでは全プランに含まれ、ChatGPTのアプリとしても利用できます。

出典と調査方法

このページに掲載している他社製品に関する事実はすべて、各ベンダー自身のウェブサイト(料金ページ、ドキュメント、製品発表)から、2026年10月3日に確認したものです。価格は、ページに表示されていた通貨で記載しています。ベンダーはプランを頻繁に変更するため、購入前にリンク先のページをご確認ください。GSC Wizardに関する記述は、GSC Wizard自身の料金ページとドキュメントに基づいています。

GSC Wizard

SEO Gets

すべての情報源を2026年10月3日に確認しました。

誤りや古い情報を見つけましたか?お知らせいただければ修正します。ここに名前を挙げたベンダーの方も同様で、御社の製品を不当に説明している点があれば、ぜひお知らせください。

執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年10月3日 · 事実と価格の確認日:2026年10月3日