2026年版 小規模事業者向けのおすすめGoogle Search Consoleツール

ウェブサイトが1つの小規模事業を営んでいるなら、おそらくSearch Consoleツールを買う必要はなく、GSC Wizardも例外ではありません。Google自身のツールは無料で、使いやすくもなりました。このガイドでは、まず無料の選択肢を取り上げ、地域密着型のビジネスにはどのツールでも見えないことを1つ説明し、有料ツールが元を取れるのはどんなときかをはっきりお伝えします。

開示:このガイドで取り上げているツールの1つ(GSC Wizard)は私が作っています。小規模事業者向けとしては5つ中5位にしており、ほかのすべてのツールと同じ「注意点」も付けています。他社製品に関する事実は、各ベンダー自身のウェブサイトから2026年10月3日に確認したもので、情報源はすべてページ下部にリンクしています。誤りを見つけたらお知らせください。

このページの内容
ほとんどの小規模事業者に最適

Search Console本体。無料で、うまくいっていることをまとめるインサイトレポートがあります。

WordPressに最適

Site Kit by Google。WordPressのダッシュボード内で同じ数字が見られ、無料です。

有料にする価値があるのは

複数のサイトや店舗を運営している、または他の人がSEOを管理していて、アラートと自分の履歴が欲しいとき。その場合は月額€17のGSC Wizardです。

小規模事業者がSearch Consoleツールに本当に求めるもの

ツールが売りつけてくるほどは、必要ありません。

そもそも自分のサイトはGoogleに載っているか

最初の仕事は、ページがインデックスに登録されていて、壊れているものがないかを確認することです。Search Consoleのページインデックス登録レポートとURL検査なら、無料でできます。

見つかる前に、人々は何を検索しているか

クエリの一覧からは、お客様が社名で見つけているのか、扱っている商品・サービスで見つけているのかが分かります。まだ書いていないページのヒントになることも多いです。

何かがおかしくなったときの警告

毎週ログインするわけではないでしょう。トラフィックが急落したり、ページがGoogleから外れたりしたら、メールで知らせるものが必要です。

研修コースは不要

使いこなすのに午後いっぱいかかるツールは、結局使われなくなります。多機能さよりも、シンプルさが勝ちます。

候補の一覧

ツール 最適な用途 エントリー価格 料金がスケールする単位
Google Search Console ほとんどすべての小規模事業者 無料 該当なし
Site Kit by Google WordPressサイト 無料 該当なし
Bing Webmaster Tools Googleには見えない検索 無料 該当なし
SEO Gets よりシンプルな無料ダッシュボード 無料、Coreは$59/月 定額。履歴はサイトごとに保存
GSC Wizard 複数のサイトや店舗がある、またはアラートがほしいオーナー €17/月、7日間のトライアル プロパティ数とシート数

価格は各ベンダー自身の料金ページに掲載されているもので、2026年10月3日に確認しました。以下の各項目から出典にリンクしています。

5つのツールを、試す順にご紹介

5つのツールを、無料のものから順に並べました。GSC Wizardは最後です。小さなサイトが1つだけなら、それが妥当な順番だからです。

1. Google Search Console

概要:Google自身のツールであり、このページの他のすべての製品が読み込むデータの元です。最近、大きく進化しました。直近24時間の1時間単位ビュー、グラフのカスタムアノテーション、インプレッションが十分あるサイトでのブランドクエリフィルタ、週次・月次のグラフビュー、大規模サイト向けのInsightsレポートのクエリグループに加え、2026年6月からはAI OverviewsとAI Modeでのインプレッションのレポートも追加されました。

小規模事業者に向いている理由。無料で、しかも一次情報の出どころです。インサイトレポートでは簡単な概要を確認でき、検索パフォーマンスのレポートではクエリとページを確認でき、URL検査ではページがインデックスされているかどうかを確認できます。

注意点。トラフィックがじわじわ減っていても、自分で見に行かなければ気づけません。データの保持期間は16か月で、画面は用語の意味を知っている前提で作られています。よく使われる用語はSearch Consoleのよくある質問で解説しています。

料金:無料。価格の確認日:2026年10月3日。

2. Site Kit by Google

概要:Google公式のWordPressプラグインです。Search Consoleのクリック数、インプレッション、上位クエリを、AnalyticsやPageSpeedのデータと並べてWordPressのダッシュボード内に表示し、管理バーにはページごとの統計を表示します。

小規模事業者に向いている理由。Googleの無料プラグインで、クリック数、表示回数、上位のクエリをWordPressのダッシュボード内に、AnalyticsやPageSpeedのデータと並べて表示できます。すでにWordPressにログインしているオーナーなら、別のツールを開く必要がなくなります。

注意点。表示されるのは直近7〜90日分だけで、それより前のデータは見られません。また、数値を見て何をすべきかまでは教えてくれません。

料金:無料。Site Kit。価格の確認日:2026年10月3日。

3. Bing Webmaster Tools

概要:Microsoftが提供する、Search Consoleに相当する無料ツールです。16か月分の検索パフォーマンスデータ、URL検査、IndexNow、バックリンクデータ、キーワード調査、サイトスキャンを備えています。2026年2月からは、ページがCopilotやBingのAI回答でどのくらい引用されたかも確認できます。

小規模事業者に向いている理由。無料で、一度設定しておく価値があります。Bingでの表示状況や、ページがCopilotの回答で引用された頻度を確認できるほか、サイトスキャンとバックリンクのデータも含まれています。

注意点。Bingからの流入は通常Googleより少ないため、優先事項ではなくセカンドオピニオンとして捉えるのがよいでしょう。

料金:無料。価格の確認日:2026年10月3日。

4. SEO Gets

概要:多数のサイトを運営する人向けに作られた、すっきりして高速なSearch Consoleダッシュボードです。無料プランではサイト数もチームメンバー数も無制限で、マスターダッシュボード、成長タブと劣化タブ、ブランド系と非ブランド系のトラッキング、グラフ上のGoogleコアアップデート表示が含まれます。有料のCoreプランでは、GA4、コンテンツグループ、トピッククラスタ、改善機会レポート、SEOテストを自動で開始するアノテーション、MCPサーバー、ログイン不要のクライアント向けリンクが加わります。Search Consoleをライブで読み込み、Googleが保持する16か月分を表示します。それ以上の履歴は、Super Sitesというサイト単位のアドオンで利用できます。

小規模事業者に向いている理由。Search Consoleの画面がとっつきにくいと感じるなら、SEO Getsの無料プランで同じデータをすっきりしたレイアウトで確認できます。サイト数は持っている分だけ使えます。

注意点。SEOの専門家向けに作られていて、基本を超えるレポートは月額$59のCoreプランにあります。小規模事業者にはまず必要ないプランです。

料金:無料プランあり。Coreは月額$59、または年額$590です。最大5年分の履歴を保持し、最大5,000ページ分のインデックスレポートが加わるSuper Sitesは、1サイトあたり月額$10です。サイト数とチームメンバー数は、どのプランでも無制限です。SEO Getsの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

5. GSC Wizard

概要。Search Console、GA4、Bing、Yandex、Google Merchant Centerを分析するツールです。Search Consoleの履歴を独自のウェアハウスに保存し(ストレージ対象のプロパティでは最長10年分)、その上にコンテンツ劣化、カニバリゼーション、CTRベンチマーク、あと一歩のクエリ、予測、異常検出、インデックス登録トラッカーといったレポートを構築します。トラフィックとインデックス登録のアラートはSlack、Microsoft Teams、Webhookに送信でき、YandexやMerchant Centerのデータを含む同じデータを、MCPサーバーを通じてChatGPTやClaudeからも利用できます。

小規模事業者に向いている理由。料金に見合うのは次の3つの場面です。複数のサイトや店舗があり、1つの画面にまとめたいとき。ログインしなくても、トラフィックが落ちたらSlackやTeamsで、追跡中のページがインデックスから外れたらメールで通知を受け取りたいとき。そして、代理店やフリーランスにSEOを任せていて、契約が終わっても残る履歴とともに自分専用のデータビューを持ちたいときです。地域密着型のサービス業での使い方もご覧ください。

注意点。小さなサイトが1つだけなら、必要以上に高機能なツールです。ウェブアプリには7日間のトライアル後の無料プランもありません。トラフィックのアラートはSlack、Teams、Webhookに届き、メールで届くのはインデックス登録のダイジェストと、毎週のCore Web Vitalsのメールだけです。Search Consoleを使うツールはどれも同じですが、表示されるのはウェブサイトの検索データだけで、Googleビジネスプロフィールやマップの順位は含まれません。

料金。カード不要の7日間の無料トライアルの後は、Starterが月額€17(ライブのプロパティ10件と履歴を保存するプロパティ5件、合計15件、招待シート1つ)、Proが€39(50件と25件、合計75件、3シート)、Businessが€249(500件と150件、合計650件、10シート)です。米ドルでは$19、$49、$299になります。すべての機能がすべてのプランで利用できます。ウェブアプリの無料プランと年払いの割引はありません。GSC Wizardの料金。価格の確認日:2026年10月3日。

ローカルビジネスに対して、どのSearch Consoleツールにも表示されないもの

ある町や地域でサービスを提供している事業者にとって、検索の大部分はマップの検索結果で行われます。「近くの水道業者」のような検索で、地図とともに表示されるリスティングのことです。これらのリスティングはウェブサイトのページではなく、Googleビジネスプロフィールで管理するビジネスプロフィールです。通話数、経路の問い合わせ、プロフィールの表示回数はビジネスプロフィールのダッシュボードで確認する仕組みで、このページで紹介しているツールにはどれも含まれていません。

そのため、ここで紹介しているツールにお金を払う前に、ビジネスプロフィールのオーナー確認が済み、情報が充実していて、クチコミが集まっているかを確認してください。多くのローカルビジネスにとって、それはこのページのどのツールよりも重要です。

どれを選ぶか

サイトが1つで、SEOの手助けがない場合

Search Console本体に加えて、WordPressならSite Kit、そしてBing Webmaster Tools。費用は合計でゼロです。

代理店にSEOを任せている場合

何を使っているかを尋ね、自分用のログインも用意してもらいましょう。監視の仕組みがないなら、GSC Wizardでアラートと自分専用の履歴を持てます。

複数のサイトや店舗がある場合

1つの画面とアラートがほしいならGSC WizardのStarter、見るだけで十分ならSEO Getsの無料プランがおすすめです。

よくある質問

小規模事業者に有料のSearch Consoleツールは必要ですか?

たいていは必要ありません。Google Search Consoleは無料で、サイトが1つなら十分です。有料ツールが役立つのは、複数のサイトを管理している場合、自動アラートがほしい場合、16か月を超える履歴がほしい場合です。

Google Search Consoleは企業でも無料で使えますか?

はい。所有権を確認できるサイトなら無料で使え、有料プランはありません。含まれる内容はGoogle Search Consoleは無料?で解説しています。

Search ConsoleにはGoogleマップの順位が表示されますか?

いいえ。マップのリスティングはビジネスプロフィールで、Googleビジネスプロフィールで管理され、専用のパフォーマンスレポートがあります。Search Consoleが対象とするのは、Googleのウェブ検索結果に表示されるご自身のウェブサイトです。

専門家でない人にとって、最も使いやすいSearch Consoleツールは?

Search Console自体のインサイトレポートが、最もシンプルな出発点です。WordPressなら、Site Kitがダッシュボード上に主要な数値を表示します。SEO Getsには、すっきりしたレイアウトの無料プランがあります。

出典と調査方法

このページに掲載している他社製品に関する事実はすべて、各ベンダー自身のウェブサイト(料金ページ、ドキュメント、製品発表)から、2026年10月3日に確認したものです。価格は、ページに表示されていた通貨で記載しています。ベンダーはプランを頻繁に変更するため、購入前にリンク先のページをご確認ください。GSC Wizardに関する記述は、GSC Wizard自身の料金ページとドキュメントに基づいています。

Google Search Console

Site Kit by Google

Bing Webmaster Tools

  • 機能の概要blogs.bing.com/webmaster/2025/6/Start-Using-Bing-Webmaster-Tools-to-Improve-Your-Site-Visibility
  • AI Performanceレポートblogs.bing.com/webmaster/February-2026/Introducing-AI-Performance-in-Bing-Webmaster-Tools-Public-Preview

SEO Gets

GSC Wizard

Googleビジネスプロフィール

すべての情報源を2026年10月3日に確認しました。

誤りや古い情報を見つけましたか?お知らせいただければ修正します。ここに名前を挙げたベンダーの方も同様で、御社の製品を不当に説明している点があれば、ぜひお知らせください。

執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年10月3日 · 事実と価格の確認日:2026年10月3日