WordPress向けのおすすめGoogle Search Consoleツール(2026年)
WordPressでは、まずデータをどこで見たいかを決めることになります。プラグイン経由でWordPressのダッシュボード内で見るか、別のツールで見るかです。プラグインは手軽で、無料かほぼ無料ですが、無料プランや入門プランでは表示できる期間が短くなります。別のツールははるかに多くのことができますが、ログイン先が1つ増えます。サイトが1つなら、まずGoogle公式の無料プラグインから始めてください。GSC Wizardは別のツールなので、このリストでは最後に紹介します。
開示:このガイドで取り上げているツールの1つ(GSC Wizard)は、私が開発したものです。WordPressサイトに向いている順では5つ中5番目にしており、ほかのツールと同じく「注意点」も記載しています。他社製品に関する情報は各社の公式サイトで2026年10月3日に確認したもので、情報源はすべてページ末尾にリンクしています。誤りを見つけたらお知らせください。
このページの内容
Site Kit by Google。Search Console、Analytics、PageSpeedをWordPress内で、無料で利用できます。
Rank Math。Search ConsoleのデータをWordPress内で確認でき、有料プランでは投稿ごとの分析とキーワードの追跡も利用できます。
SEO GetsまたはGSC Wizard。すべてのサイトをまとめて、実際の履歴とともに確認できる別立てのダッシュボードです。
WordPressサイトがSearch Consoleツールに本当に求めるもの
大事なのは、どのツールにするかよりも、データをどこに置くかです。
普段作業する場所にあるデータ
毎日WordPressで記事を書いているなら、ダッシュボードや管理バーにある数値はよく目に入ります。別のツールを使うなら、タブを1つ増やすだけの価値が必要です。
投稿ごとの数値
WordPressサイトで役に立つ単位は投稿です。編集中の投稿のクリック数とクエリを確認したいはずです。
プラグインより長い履歴
プラグインで表示できる期間は短く、Site Kitでは最大90日、Rank MathのFreeプランとPROプランでは90日または180日です。トレンドの分析には、もっと長い期間が必要です。
メンテナンスの手間を1つ減らす
プラグインは1つ増えるごとに、更新の手間とGoogleアカウントとの接続が1つ増えます。外部のツールなら、サイトには何も追加されません。
複数のサイト
マルチサイトネットワークでは、Site Kitをサイトごとに有効化する必要があり、プラグインのダッシュボードもサイトごとに分かれます。複数のWordPressサイトを管理しているなら、外部のツールを使えば1つの画面で確認できます。
候補の一覧
| ツール | 最適な用途 | エントリー価格 | 料金がスケールする単位 |
|---|---|---|---|
| Site Kit by Google | WordPressサイトが1つで、費用をかけたくない場合 | 無料 | 該当なし |
| Rank Math | SEOプラグインの中でSearch Consoleのデータを確認したい場合 | 無料。PROは月額€7.99から | 追跡するキーワードとクライアントのサイト |
| Google Search Console | 完全なデータを無料で | 無料 | 該当なし |
| SEO Gets | 複数のWordPressサイトを無料で | 無料、Coreは$59/月 | 定額。履歴はサイトごとに保存 |
| GSC Wizard | WordPressサイト全体の履歴、アラート、分析 | €17/月、7日間のトライアル | プロパティ数とシート数 |
価格は各ベンダー自身の料金ページに掲載されているもので、2026年10月3日に確認しました。以下の各項目から出典にリンクしています。
5つのツールを、試す順にご紹介
5つの選択肢を、プラグインから順にご紹介します。
1. Site Kit by Google
概要:Google公式のWordPressプラグインです。Search Consoleのクリック数、インプレッション、上位クエリを、AnalyticsやPageSpeedのデータと並べてWordPressのダッシュボード内に表示し、管理バーにはページごとの統計を表示します。
WordPressサイトに向いている理由。Googleが提供する無料のプラグインです。ダッシュボードでクリック数、表示回数、上位のクエリを確認でき、管理バーにはページ単位の統計、同じ場所にAnalyticsとPageSpeedも表示されます。サイトが1つなら、まず試すのに最適です。
注意点。ダッシュボードに表示されるのは直近7、14、28、90日分だけで、それより前のデータは見られません。マルチサイトネットワークではサイトごとに有効化する必要があり、数値を表示するだけで分析まではしてくれません。
料金:無料。Site Kit。価格の確認日:2026年10月3日。
2. Rank Math
概要。WordPress向けのSEOプラグインです。Analyticsモジュールで、Search ConsoleのデータをWordPressに取り込めます。有料プランでは、投稿ごとのキーワード順位も追跡できます。
WordPressサイトに向いている理由。すでにRank MathをSEOプラグインとして使っているなら、Analyticsモジュールで、別のプラグインを追加せずにSearch ConsoleのデータをWordPressに表示できます。有料プランでは投稿ごとの分析、キーワード順位トラッカー、毎日の更新が加わり、Businessでは保持期間の制限がなくなります。
注意点。無料版のデータ保持は90日で更新は3日ごと、PROの保持は180日です。順位トラッカーは有料プランのみで、料金は初年度が月額€7.99から(年払い)です。
料金。無料版はSearch Consoleのデータを90日間保持し、更新は3日ごとです。PROは初年度が月額€7.99(年払い)、その後は€8.99です(保持180日、毎日更新、追跡キーワード500件)。Businessは€24.99、その後は€27.99です(保持期間の制限なし、キーワード10,000件)。Rank Mathの料金。料金確認日:2026年10月3日。
3. Google Search Console
概要:Google自身のツールであり、このページの他のすべての製品が読み込むデータの元です。最近、大きく進化しました。直近24時間の1時間単位ビュー、グラフのカスタムアノテーション、インプレッションが十分あるサイトでのブランドクエリフィルタ、週次・月次のグラフビュー、大規模サイト向けのInsightsレポートのクエリグループに加え、2026年6月からはAI OverviewsとAI Modeでのインプレッションのレポートも追加されました。
WordPressサイトに向いている理由。どのプラグインを使っていても、Search Console本体には、プラグインが表示する内容がすべて揃っているうえ、それ以上の情報もあります。16か月分のデータ、ページのインデックス登録レポート、URL検査、テーマやプラグインを変更した日の注釈などです。設定方法は、WordPress向けSearch Consoleのガイドで解説しています。
注意点。WordPressの外にあり、一度に1つのプロパティしか表示できず、テーブルごとに1,000行で打ち切られます。
料金:無料。価格の確認日:2026年10月3日。
4. SEO Gets
概要:多数のサイトを運営する人向けに作られた、すっきりして高速なSearch Consoleダッシュボードです。無料プランではサイト数もチームメンバー数も無制限で、マスターダッシュボード、成長タブと劣化タブ、ブランド系と非ブランド系のトラッキング、グラフ上のGoogleコアアップデート表示が含まれます。有料のCoreプランでは、GA4、コンテンツグループ、トピッククラスタ、改善機会レポート、SEOテストを自動で開始するアノテーション、MCPサーバー、ログイン不要のクライアント向けリンクが加わります。Search Consoleをライブで読み込み、Googleが保持する16か月分を表示します。それ以上の履歴は、Super Sitesというサイト単位のアドオンで利用できます。
WordPressサイトに向いている理由。複数のサイトを運営している場合や、プラグインより長い履歴が欲しい場合、SEO Getsの無料プランなら、すべてのサイトを1つのダッシュボードで確認できます。成長タブと劣化タブがあり、最大50,000行のCSVエクスポートにも対応しています。Google経由で接続するので、WordPressに何かをインストールする必要はありません。
注意点。プラグインではないため、wp-adminには何も表示されません。コンテンツグループ、機会レポート、GA4は月額$59のCoreプランに含まれ、履歴はSuper Sitesを追加しない限り16か月分です。
料金:無料プランあり。Coreは月額$59、または年額$590です。最大5年分の履歴を保持し、最大5,000ページ分のインデックスレポートが加わるSuper Sitesは、1サイトあたり月額$10です。サイト数とチームメンバー数は、どのプランでも無制限です。SEO Getsの料金。価格の確認日:2026年10月3日。
5. GSC Wizard
概要。Search Console、GA4、Bing、Yandex、Google Merchant Centerを分析するツールです。Search Consoleの履歴を独自のウェアハウスに保存し(ストレージ対象のプロパティでは最長10年分)、その上にコンテンツ劣化、カニバリゼーション、CTRベンチマーク、あと一歩のクエリ、予測、異常検出、インデックス登録トラッカーといったレポートを構築します。トラフィックとインデックス登録のアラートはSlack、Microsoft Teams、Webhookに送信でき、YandexやMerchant Centerのデータを含む同じデータを、MCPサーバーを通じてChatGPTやClaudeからも利用できます。
WordPressサイトに向いている理由。1つまたは複数のサイトを、しっかり監視する価値があるときの選択肢です。保存したプロパティでは最長10年分の履歴を保持し、劣化している投稿や競合するURLを見つけ、トラッカーに追加した投稿がインデックスされているかを確認し、SlackやTeamsにアラートを送ります。インデックス登録の変化にはメールダイジェストもあります。SEO Getsと同様にGoogle経由で接続するため、WordPressにプラグインを追加することはありません。
注意点。WordPressプラグインではなく、wp-admin内には何も表示されません。料金は7日間のトライアル後に月額€17で、ウェブアプリに無料プランはないため、小さなサイトが1つだけなら必要以上の内容になりがちです。
料金。カード不要の7日間の無料トライアルの後は、Starterが月額€17(ライブのプロパティ10件と履歴を保存するプロパティ5件、合計15件、招待シート1つ)、Proが€39(50件と25件、合計75件、3シート)、Businessが€249(500件と150件、合計650件、10シート)です。米ドルでは$19、$49、$299になります。すべての機能がすべてのプランで利用できます。ウェブアプリの無料プランと年払いの割引はありません。GSC Wizardの料金。価格の確認日:2026年10月3日。
ほかにも注目したいもの
Bing Webmaster Tools
無料です。同じサイトがBingでどう表示されているか、Copilotでどのくらい引用されているかを確認できます。
Search Analytics for Sheets
Search ConsoleのデータをGoogleスプレッドシートに取り込み、スケジュールでバックアップすることもできます。プラグインでは見られない履歴を、無料で残せる方法です。
Ahrefs Free
所有権を確認したサイトを無料で監査でき、プロジェクトごとに月5,000クロールクレジットが付きます。テーマやプラグインを変更したあとに役立ちます。
どれを選ぶか
サイトが1つの場合
Site Kit。90日より長い期間が必要なときは、Search Console本体。
サイトが1つで、SEOに本気で取り組む場合
すでに使っているならRank Math。履歴用には外部ツールを併用します。
複数のサイトやクライアントを抱えている場合
すべてを見るならSEO Gets Free、保存された履歴とアラートが欲しいならGSC Wizard。
よくある質問
WordPressに最適なSearch Consoleプラグインは?
Googleの公式プラグインSite Kitです。無料で、Search Console、Analytics、PageSpeedのデータをWordPressのダッシュボードに表示します。すでにRank MathをSEOプラグインとして使っているなら、Rank MathのAnalyticsモジュールも有力な選択肢です。
WordPressでSearch Consoleを使うのにプラグインは必要ですか?
いいえ。Search Consoleは所有権を確認すればどんなサイトでも使え、外部ツールもGoogleアカウント経由で接続できます。プラグインで変わるのは、データを見る場所だけです。
WordPressプラグインはSearch Consoleのデータをどのくらい保持しますか?
Site Kitで表示できるのは直近90日までです。Rank Mathは無料版で90日、PROで180日保持し、BusinessとAgencyプランでは制限がありません。Search Console本体は16か月分を保持し、GSC Wizardのようなツールならさらに長く保存できます。
GSC WizardはWordPressプラグインですか?
いいえ。Googleアカウント経由でSearch Consoleに接続する、独立したウェブアプリケーションです。WordPressには何もインストールされず、wp-adminにも何も表示されません。
出典と調査方法
このページに掲載している他社製品に関する事実はすべて、各ベンダー自身のウェブサイト(料金ページ、ドキュメント、製品発表)から、2026年10月3日に確認したものです。価格は、ページに表示されていた通貨で記載しています。ベンダーはプランを頻繁に変更するため、購入前にリンク先のページをご確認ください。GSC Wizardに関する記述は、GSC Wizard自身の料金ページとドキュメントに基づいています。
Site Kit by Google
- Site Kitsitekit.withgoogle.com
- ダッシュボードのドキュメントsitekit.withgoogle.com/documentation/using-site-kit/how-to-use-the-site-kit-dashboard
- プラグインの掲載ページwordpress.org/plugins/google-site-kit
- 既知の制限事項sitekit.withgoogle.com/documentation/using-site-kit/known-limitations
Rank Math
- 料金rankmath.com/pricing
- Analyticsモジュールrankmath.com/kb/analytics
- データの保持期間rankmath.com/kb/connect-your-google-account
Google Search Console
- Search Centralブログdevelopers.google.com/search/blog
- パフォーマンスレポートの上限support.google.com/webmasters/answer/17010575
- APIの上限developers.google.com/webmaster-tools/limits
- 24時間ビューdevelopers.google.com/search/blog/2024/12/recent-data-search-console
- アノテーションsupport.google.com/webmasters/answer/16530728
- ブランドクエリフィルタdevelopers.google.com/search/blog/2025/11/search-console-branded-filter
- 生成AIレポートdevelopers.google.com/search/blog/2026/06/gen-ai-performance-reports
- 生成AIレポートのヘルプsupport.google.com/webmasters/answer/16984139
- 16か月分のデータdevelopers.google.com/search/docs/monitor-debug/debugging-search-traffic-drops
- APIの行数上限developers.google.com/search/blog/2022/10/performance-data-deep-dive
- APIでの1時間単位データdevelopers.google.com/search/blog/2025/04/san-hourly-data
- 週次・月次ビューdevelopers.google.com/search/blog/2025/12/weekly-monthly-views-search-console
- クエリグループdevelopers.google.com/search/blog/2025/10/search-console-query-groups
- Insightsレポートsupport.google.com/webmasters/answer/16308503
- Discoverレポートsupport.google.com/webmasters/answer/9216516
SEO Gets
- 料金seogets.com/pricing
- 機能seogets.com/features
- 履歴とSuper Sitesseogets.com/help/how-far-back-does-my-google-search-console-data-go-329by
- Super Sitesの料金seogets.com/help/how-to-purchase-super-sites-99jgf
- セキュリティとデータ保存seogets.com/security
- ロードマップseogets.com/roadmap
- 更新履歴seogets.com/changelog
- 無料プランの機能と上限seogets.com/help/free-plan-features-and-limits-q3y3z
- 年払いseogets.com/help/switch-to-annual-subscription-mg8lr
- Super Sitesとはseogets.com/help/what-are-super-sites-wrc6y
- メール通知seogets.com/help/email-notifications-0n5ud
- マジックリンクseogets.com/features/magic-links
- アノテーションからのSEOテストseogets.com/help/track-the-impact-of-your-seo-work-llh7m
- MCPのセットアップseogets.com/help/install-seo-gets-mcp-06s86
- コンテンツ変更のトラッキングseogets.com/help/content-change-tracking-ktoz4
- BigQuery連携seogets.com/help/integrate-bigquery-data-with-seo-gets-rohne
- ホームページseogets.com
GSC Wizard
- 料金gscwizard.com/pricing.html
- 機能gscwizard.com/features.html
- ドキュメントgscwizard.com/docs.html
- プライバシーポリシー(データのホスティング)gscwizard.com/privacy.html
Bing Webmaster Tools
- 機能の概要blogs.bing.com/webmaster/2025/6/Start-Using-Bing-Webmaster-Tools-to-Improve-Your-Site-Visibility
- AI Performanceレポートblogs.bing.com/webmaster/February-2026/Introducing-AI-Performance-in-Bing-Webmaster-Tools-Public-Preview
Search Analytics for Sheets
Ahrefs Free
- Ahrefs Freeahrefs.com/webmaster-tools
- GSC Insightsahrefs.com/gsc-insights
- サイトの所有権確認help.ahrefs.com/en/articles/3275938-verifying-ownership-of-your-project-or-website
- Search Console経由で確認するために必要な権限help.ahrefs.com/en/articles/5942406
- Search Consoleデータのトラブルシューティングhelp.ahrefs.com/en/articles/9147867-troubleshooting-common-issues-with-gsc-data-in-ahrefs
すべての情報源を2026年10月3日に確認しました。
誤りや古い情報を見つけましたか?お知らせいただければ修正します。ここに名前を挙げたベンダーの方も同様で、御社の製品を不当に説明している点があれば、ぜひお知らせください。
執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年10月3日 · 事実と価格の確認日:2026年10月3日