クリック数と表示回数

2つの数字は、まったく異なる問いに答えます。その差を理解すれば、「次に何を最適化すべきか?」という疑問はおのずと答えが出ます。

example.comのGSC Wizardダッシュボード。直近28日間(2026年9月14日〜10月11日)を、その前の28日間と比較している。クリック数は9,912回(11%増)、表示回数は339,352回(10%増)で、その上に両方の線を示す日別グラフ(前の期間は破線)、日付ピッカーの横に「1日遅れ」の注記、下に上位のクエリとページが表示されている
クリック数と表示回数は、ここに示したように通常は一緒に動きます。2本の線が一緒に動かなくなったら、それは学びの機会です。可視性と説得力は別の課題なのです(GSC Wizard、サンプルデータ)。

基本の定義

表示回数

あなたのページがGoogleの検索結果に表示されました。ユーザーがそこまでスクロールしたかどうかはわかりませんが、クリックしていないことは確かです。

クリック

ユーザーが検索結果であなたの掲載をクリックし、あなたのサイトにアクセスしました。

表示回数は、思っているような意味ではありません

表示回数は、ユーザーが一度もスクロールしなくても、ページが検索結果に表示されるたびにカウントされます。15位に掲載されているクエリでは、ほとんどクリックにつながらない表示回数が積み上がります。2ページ目までスクロールする人はいないからです。詳しい内訳は、クリック数と表示回数についてのFAQ全文と、関連するクリック数と表示回数の違いをご覧ください。

機会はその差の中にあります

表示回数は多いのにクリック数が少ないクエリやページは、一つのシグナルです。たいていは次の3つのどれかを意味します。

  1. 掲載はされているが、十分に上位ではない。(あと一歩のキーワードの押し上げで改善します。)
  2. 上位に掲載されているが、タイトルやメタディスクリプションに魅力がない。(CTR回復の見直しで改善します。)
  3. クエリがユーザーの意図と合っておらず、あなたが売っているものを探していない。(受け入れて、先に進みましょう。)

表示回数が多くてクリックがゼロでも、バグではありません。優先順位をつけて取り組むべき課題のリストです。

実際の例

ページ/guide-to-oat-milkの表示回数は10,000、クリック数は50、CTRは0.5%、平均掲載順位は11.2です。これは何を意味するでしょうか?

  • 見られてはいます(表示回数10kは十分です)。
  • 平均で2ページ目にいる(掲載順位11.2)ため、スクロールして見に来る人はごくわずかです。
  • CTRが低い原因は掲載順位であって、タイトルが悪いからではありません。
  • 対策:メタを書き直すのではなく、ページの順位を上げることです。10位以内に入れば、CTRはひとりでに上がります。

対比:同じページで、表示回数10,000、クリック数80、CTR 0.8%、平均掲載順位3.5の場合です。上位3位でCTRが0.8%というのは異例で、10%以上が期待できるところです。これはメタディスクリプションの問題です。

GSCが表示回数をカウントする仕組み

1回の検索で、クエリとページの組み合わせごとに1回の表示としてカウントされます。同じセッション内で同じクエリに対してページが2回表示された場合(ページ送りやリロードなど)、通常は2回の表示になります。サイトリンクなどの機能では、親URLがサイトリンクのURLとは別にカウントされることもあります。正確な数字を読み込みすぎず、時間の経過に伴う相対的な変化に注目してください。

次の記事: CTRと平均掲載順位。すべてを結びつける2つの派生指標です。

執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開日:2026年4月19日 · 更新日:2026年8月28日

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