自社のデータを使って、ウェブサイトがAI検索に表示されているかを確認する方法
トラッカーを買わなくても、ウェブサイトがAI検索に表示されているかは確認できます。すでに3つのファーストパーティレポートがそれを計測しているからです。Google Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、どのページがAI OverviewsとAI Modeで表示回数を得たかが分かります。Bing Webmaster ToolsのAI Performanceレポートでは、Microsoft CopilotとBingのAI回答がどのページをどのグラウンディングクエリで引用したかが分かります。GA4のAI Assistantチャネルでは、ChatGPT、Gemini、Copilotなどのアシスタントから届いた訪問が分かります。さらに、自分のSearch Consoleデータにある会話型のクエリを見ておけば、どこに表示されているか、順位は高いのにAIからは見えていないのはどこか、そしてキーワード戦略がそのどちらかの数字を動かしているかがつかめます。
Google、Bing、アシスタントの回答のどこにサイトが表示されているかを、実測データだけでページ単位に把握できます。
初回は1時間ほど、その後は月に20分ほどです。
サイトのSearch Console、Bing Webmaster Tools、GA4へのアクセス権と、スプレッドシート。
3つのチェックを一覧で見る
それぞれのチェックは見ている表示面が違い、数えているものも違います。そのため、下の表では最初に指標を挙げています。どれも単独では完全ではなく、3つを合わせても、あなたにリンクしない回答は漏れます。
| チェック | 対象となるAIサーフェス | 数えるもの | 内訳 | クエリはある? |
|---|---|---|---|---|
| Search Console、生成AIパフォーマンスレポート | AI OverviewsとAI Mode(合算) | 表示回数のみ、クリックなし | ページ、国、デバイス、日付 | なし |
| Search Console、パフォーマンスレポート(ウェブ) | AI OverviewsとAI Modeが、ウェブ検索の全結果に混在 | クリック数、表示回数、CTR、掲載順位 | クエリ、ページ、国、デバイス、日付 | あり。ただしAIとしてはラベル付けされません |
| Bing Webmaster Tools、AI Performance | Microsoft Copilot、BingのAI要約、一部の提携先 | 引用数、引用されたページ、引用シェア | ページ、グラウンディングクエリ、インテント、トピック、日付 | あり。グラウンディングクエリのサンプル |
| GA4、AI Assistantチャネル | ChatGPT、Gemini、DeepSeek、Copilot、Grokなど。AI OverviewsとAI Modeは含まない | セッション、エンゲージメント、キーイベント | 参照元、ランディングページ、GA4にあるものすべて | なし |
ウェブサイトがAI検索に最適化されているかを確認する方法
まず、表示される資格があるかを確認します。表示できないページは、以降のどのレポートにも現れないからです。GoogleのAI機能とウェブサイトに関するガイドは、この点を率直に述べています。「AI OverviewsやAI Modeに表示されるための追加要件はなく、特別な最適化も必要ない」。技術的な条件はひとつだけで、「ページがインデックスに登録され、スニペット付きでGoogle検索に表示できる状態であること」とされています。同じガイドには、これらの機能に表示されるために「新しい機械可読ファイル、AIテキストファイル、マークアップ」は不要だとも書かれています。
そのため、準備状況の確認は短く済みます。大切なページでURL検査を実行してインデックス登録されていることを確認し、robots.txtとCDNがGooglebotとBingbotのクロールを許可していることを確かめます。そして、意図せず設定したnosnippet、data-nosnippet、または低いmax-snippetの値がないかを探します。これらは、ページから表示される内容を制限するものとしてGoogleが挙げているコントロールです。それ以降はすべて計測の話になり、このプレイブックの残りがその説明にあたります。
チェック1:Google Search ConsoleでのAI OverviewsとAI Mode
GoogleがパフォーマンスレポートでAI OverviewsとAI Modeをどう数えるか
AI OverviewsとAI Modeからのトラフィックは、毎日使っているパフォーマンスレポートにすでに含まれています。Googleのガイドには、AI機能に表示されるサイトは「Search Consoleの検索トラフィック全体に含まれる」、そして「パフォーマンスレポートの『ウェブ』検索タイプ内で報告される」とあります。数字を読む前に、各表示面のカウントルールを知っておくと役立ちます。
- AI Overviews:外部ページへのリンクのクリックはクリックとして数えられ、表示回数には通常のルールが適用されます。そして「AI Overviewは検索結果の1つの掲載順位を占め、AI Overview内のリンクにはすべて同じ掲載順位が割り当てられる」とされています。
- AI Mode:クリックと表示回数は通常のルールに従い、掲載順位は「Google検索結果ページと同じ方法に従う」とされています。重要なのはフォローアップに関する一文で、「ユーザーがAI Mode内で追加の質問をすると、実質的に新しいクエリを実行していることになる」とあります。フォローアップはそれぞれ独自のクエリとして数えられるため、会話の断片のようなクエリがクエリレポートに現れます。
- Search Labs:「Search ConsoleにはSearch Labsの実験のデータは含まれない」
パフォーマンスレポートでできないのは、これらの表示面での絞り込みです。検索での見え方の種類の一覧にはAI OverviewもAI Modeもなく、Search Analytics APIにもAI用の検索タイプはありません。AIからのクリックはウェブの合計に含まれ、そこでは切り分けられません。
手順:生成AIパフォーマンスレポート
Googleは2026年6月に別のレポートを発表し、そのヘルプページには「2026年8月31日の時点で、このインサイトを世界中のすべてのウェブサイトに展開した」と書かれています。「自分のサイトはAI検索に表示されているか」という問いに対する、Googleからの直接の答えに最も近いものです。
- レポートを開く。Search Consoleでパフォーマンスを開き、検索向けの生成AIパフォーマンスレポートを開きます。表示されない場合、Googleの説明によると、これは「通常、生成AI機能でサイトが十分な表示回数を得ていない場合に起こる」もので、サイトをそれらの機能から除外している場合もあります。レポートが表示されないこと自体が、ひとつの答えです。
- 集計内容を読む。このレポートには、AI OverviewsとAI Modeをまとめた表示回数が表示されます。定義は「Google検索の生成AI機能で、サイトへのリンクがユーザーに表示された回数」です。クリックもクエリもありません。Discoverには、これとは別に専用の生成AIレポートがあります。
- ページタブを開く。ここに、AIの回答に表示されたページがカノニカルURLで一覧されます。国とデバイスに切り替えると、その表示回数がどこから来たかが分かります。
- エクスポートする。エクスポートでは、グラフと表がダウンロードされます。通常の表の上限である1,000行が適用され、このレポートはSearch Analytics APIにないため、取り出す方法はエクスポートボタンだけです。
オーガニックの順位は高いのに、AIでの可視性が低いページを見つける
生成AIレポートは「パフォーマンスレポートの検索タイプ『ウェブ』のデータを含む」なので、ページごとに2つを並べれば、各ページの表示回数のうちAI機能から来た割合が出せます。この1つの比率が、多くのAI可視性ダッシュボードが購入される理由となる問いに答えてくれます。
- パフォーマンスレポートのページタブと生成AIレポートのページタブを、同じ期間、同じ検索タイプ(通常はウェブのテキストベース)でエクスポートします。
- 2つをURLで突き合わせ、ページごとにAI機能の表示回数をウェブの表示回数で割ります。
- ウェブの表示回数で並べ替え、平均掲載順位が良いのに、割合が低い、またはゼロのページを見ます。それらは従来の検索結果では上位にいますが、AI OverviewsやAI Modeにはほとんど表示されていません。
- そうしたページを、トラフィックをもたらしているクエリと照らして読みます。最初の画面で、製品名、場所、バージョンを挙げた一文でクエリに答えているページは、3段落かけて前置きするページよりも引用されやすい傾向があります。ただしこれは検証すべき仮説であり、Googleのルールではありません。
この結合のうちパフォーマンス側では、Search Console自体の制限が壁になります。UIの表が1,000行で止まるからです。GSC Wizardなら、その1,000行の制限を超えるページ行を、クリック数、表示回数、CTR、掲載順位とともに取得でき、フルストレージのプロパティでは最大10年分の履歴を扱えます。生成AIレポート自体は読み込まないため、結合のもう半分は手作業のエクスポートのままです。
自分のクエリデータからAI Mode型の会話クエリを見つける
生成AIレポートでは、どのページが表示されたかは分かりますが、何の検索で表示されたかは分かりません。クエリレポートがその隙間を一部埋めてくれます。AI Modeのフォローアップは独立したクエリとして記録され、入力されたキーワードとは似ても似つかない形をしているからです。たとえば単なる「yes」、「what about the cheaper one」、聞き手に向けた問いかけなどです。Search Consoleでは、クエリフィルタでそれらを抽出できます。+ Add filter → Query → Custom (regex)を選び、次のものを1つずつ試してください(Search ConsoleはRE2構文を使い、デフォルトでは大文字と小文字を区別しません)。
^(what about|how about|and what about)\b
^(can you|could you|would you|tell me|show me|give me|explain)\b
^(is it|does it|can it|is this|is that)\b
(\S+\s+){9,}\S+最初の3つは、話題の切り替え、アシスタントへの依頼、主語のない質問を拾います。最後の1つは10語以上のクエリに一致し、プロンプトのような検索が集まるロングテールです。フィルタ後のクリック数と表示回数を、1年前の同じフィルタと比べれば、サイトでの会話型の需要の伸びを大まかに把握できます。
正規表現は、言語や月をまたぐと手間がかかります。そのため、GSC WizardにQuery Analysisレポートを組み込みました。Queries → Query Analysisを開き、期間を選んでRun Analysisを押します(押すまでは何も取得されません)。英語とその他26の言語のマーカーパターンを使い、すべてのクエリを形ごとに分類します。分類は、返答の断片、話題の切り替えのフォローアップ、会話型の質問、LLMトラッカーのプローブ、エージェントのハーネス、検索演算子、貼り付けられた文字列、分類できなかった長いクエリ、そして通常のキーワードです。返答、話題の切り替え、会話型の質問はPotential AI Mode / AI Overviews follow-upsという表にまとまり、一致したシグナルと各クエリのトップランディングページが表示されます。この表は、ファイル名に期間を含む「AI Mode query candidates」CSVとしてエクスポートできます。最下部のトレンドグラフでは、3、6、12、16か月の期間で、月ごとのクリック数または表示回数をAI型のクエリと通常のクエリに分けて表示し、AI型の割合を折れ線で示します。
2つの限界があります。分類器が判定するのはクエリの見た目であり、検索者の意図ではないため、出てくるのは証拠ではなく候補です。またGoogleは多くのまれなクエリを匿名化するので、見えるのは会話型の需要の見える部分だけで、全体ではありません。カバー範囲はプロパティによっても変わります。フルストレージのプロパティではロングテール全体がスキャンされますが、GoogleのAPIからライブで読むプロパティでは、上位25,000件のクエリ行が分類され、トレンドグラフの各月も上位50,000件から分類されます。このレポートはすべてのプランに含まれており、同じ分析はMCPサーバーからanalyze_query_shapesとget_query_shape_trendとして、AIアシスタントでも使えます。
チェック2:BingとCopilot、AI Performanceレポート
Bing Webmaster Toolsには、2026年2月からAI Performanceレポートがあります。Microsoftの発表によると、「Microsoft Copilot、BingのAI生成の要約、一部のパートナー連携でパブリッシャーのコンテンツがどう表示されるか」が表示されます。内容は、総引用数、1日あたりの平均引用ページ数、ページ単位の引用数、そしてグラウンディングクエリで、後者は「AIが生成した回答で参照されたコンテンツを取得するときに、AIが使った主要なフレーズ」です。Microsoftは、グラウンディングクエリのデータは「引用全体のサンプルである」とも述べています。2026年6月には、Bingがインテント、トピック、期間比較、そしてCitation Shareを追加しました。Citation Shareとは、あるグラウンディングクエリの全引用のうち、あなたのサイトに向けられたものの割合です。
これは、「既存のキーワードと重なるAI検索クエリはどれか」という問いに対する、唯一のファーストパーティの答えでもあります。グラウンディングクエリ、Bingのクエリ、Search Consoleのクエリをそれぞれエクスポートして、突き合わせます。順位も持っているグラウンディングクエリが重なりです。順位がないグラウンディングクエリは、キーワードリストが見落としていたAI需要です。上位表示されているのにグラウンディングクエリには出てこないクエリは、Bing版の「オーガニックは強いがAIは弱い」にあたります。GSC WizardはBingのクエリとページを保持していますが、AI Performanceレポートは取り込まないため、グラウンディングクエリはBing自身のエクスポートから取得することになります。レポートの詳しい手順は、Bing AI Performanceレポートの解説にあります。
チェック3:GA4でのAIアシスタントからの流入トラフィック
3つ目のチェックが測るのは、可視性ではなく訪問です。GA4のデフォルトのチャネルグループには、AI Assistantチャネルが加わりました。説明では、「ユーザーがChatGPT、Gemini、Deepseek、Copilot、Grokなどのソースからサイトに到達する」チャネルです。この定義の中で、このプレイブックにとって大事な点が2つあります。GA4がチャネルを割り当てるのは「リファラーがAIアシスタントのリストに一致する場合」なので、リファラーなしで届いた訪問はここに入りません。そしてこのチャネルは「GoogleのAI OverviewsとAI Modeは含まない」とされており、それらはGA4ではOrganic Searchとして数えられます。
確認するには、Reports → Acquisition → Traffic acquisitionを開いてAI Assistantの行を探し、セカンダリディメンションとしてランディングページを追加すると、アシスタントがどのページに人を送っているかが分かります。GSC WizardのLLM Trafficレポートは、ChatGPT、Perplexity、Copilot、Gemini、Claude、そのほか十数種類のアシスタントについて、リファラードメインと既知のUTMソースを照合し、GA4自身のAI Assistantチャネルと組み合わせて、アシスタントごとに同じ確認を行います。ページごとの読み方と、結果をどう活かすかはGA4でのAI経由のトラフィックで扱っています。
3つを合わせて読む方法と、数字が決して一致しない理由
これらのレポートを初めて並べると、数字は合いません。それで正常です。測っているのは別々の製品での別々のできごとであり、その差はエラーではなく情報です。
| 違いが出る理由 | 実務での意味 |
|---|---|
| 異なるイベント | Googleが数えるのは表示回数(リンクが表示されたこと)、Bingが数えるのは引用(ソースが表示されたこと)、GA4が数えるのはセッション(タグが読み込まれた訪問)です。1つのAI回答から、このうち1つ、2つ、または3つすべてが生じ得ます。 |
| 異なる表示面 | Googleのレポートの対象はAI OverviewsとAI Mode、Bingの対象はCopilotとBing、GA4のAI Assistantチャネルの対象はアシスタントで、GoogleのAI機能は明示的に含まれません。 |
| GoogleのAIクリックはOrganic Searchに紛れる | AI Overviewからのクリックは、Search Consoleではウェブのクリック、GA4ではOrganic Searchのセッションになります。どちらもAIとしてはラベル付けされません。 |
| リファラーの欠落 | リファラーのないアシスタントからの訪問は、GA4のAIアシスタントのリストと一致できず、別のチャネルに数えられます。そのため、AI Assistantの数字は下限値です。 |
| サンプリングとしきい値 | Bingのグラウンディングクエリはサンプルです。Googleは匿名化クエリを非表示にし、UIの表を1,000行で止めます。AIの表示回数が少ないサイトには、Googleのレポート自体が提供されない場合もあります。 |
| タイムゾーンと遅延 | Search Consoleは日付を太平洋時間で報告し、通常2〜3日後にデータが揃います。GA4はプロパティのタイムゾーンを使います。比較するのは週単位か月単位にして、1日単位では比べないでください。 |
現実的な対応は、レポートをページ単位で結合し、すべての列に参照元と指標のラベルを付けておくことです。それらを足し合わせて1つの「AI可視性」スコアにしてはいけません。GoogleのAI表示回数、Bingの引用、AI Assistantのセッションがそろっているページは、計測できるあらゆる場所で見えています。表示回数はあるのにセッションがないページは、表示されてもクリックされていない状態で、すでに質問を満たしている回答では普通のことです。順位が良いのに3つのどれもないページが、最初に手を入れるべきページです。
キーワード戦略がAI検索の可視性に与える影響を、測れる数字で見る
キーワード戦略が「AI可視性を高める」という主張は簡単に言えますが、自分のデータなら検証できます。Googleの立場は、同じSEOの基本が当てはまり、特別な最適化は不要というものです。そのため、有益な問いは会話型のクエリ全般を狙うべきかどうかではなく、自分のページでそれをして計測できる変化があったかどうかです。次の4つの数字で検証できます。
- 表示回数に占めるAI型の割合。Search Consoleの表示回数のうち、会話型のクエリから来た割合を月ごとに見ます。上の正規表現フィルタか、Query Analysisのトレンドを使います。ページが変わっていないのにこの割合が伸びているなら需要が移っています。質問を軸にページを書き直したあとに伸びたなら、その一部を獲得できているのかもしれません。
- ページごとのAI機能の表示回数。生成AIレポートで、変更の前後を、変更したページと、手を入れていない比較用のページ群について見ます。
- グラウンディングクエリごとの引用数とCitation Share。BingのAI Performanceレポートで、同じ期間の比較ビューを使います。
- ランディングページごとのAI Assistantセッション。GA4で、可視性の一部でも訪問につながっているかを確認します。
対照群を置き、一度に変えるのは1つだけにして、4〜8週間は待ってください。AIの回答は実行のたびに変わるため、好調な1週間だけでは何も証明できません。代理店があなたのAI可視性について行う主張にも同じ規律が当てはまります。これらのレポートで示せないなら、理由を尋ねてください。AI SEO代理店の選び方ガイドは、それを契約前に聞くべき質問にまとめています。
ファーストパーティデータにはないものをプロンプトトラッカーが補う
プロンプトトラッカーは、自分で選んだ固定のプロンプト群を、ChatGPT、Gemini、Perplexity、GoogleのAI機能などのアシスタントに対して定期的に実行し、回答にブランドやURLが登場するかを記録します。これにより、上の3つのレポートでは分からないことが分かります。クリックを伴わない回答での登場、自分にリンクしないブランド名の言及、そしてこのプレイブックにファーストパーティのレポートがないアシスタントでの状況です。また、隣に表示される競合も見えます。ファーストパーティデータでは決して分からない点です。
トレードオフは、結果がサンプルだという点です。人々が実際に尋ねたことではなく、自分が選んだプロンプトを対象にしており、回答は実行のたび、場所、アカウントによって変わります。また、可視性のパーセンテージは、コンテンツと同じくらいプロンプトの選び方にも左右されます。定期実行されるそれらのプロンプトはGoogleにも届き、自分のSearch Consoleデータに現れることがあります。Query Analysisはそれらを別のLLMトラッカープローブという区分に分けるので、キーワード調査のデータに混ざりません。GSC Wizardはプロンプトトラッカーではなく、プロンプトの実行も行いません。ファーストパーティデータと並べてトラッカーを使いたい場合は、GA4、GSC、AI可視性のためのAIツールの比較が、どのデータレイヤーをカバーするかで選択肢を整理しています。ChatGPTのランクトラッキングツールでは、トラッカーを価格と制限とともに紹介しています。
AI検索の可視性、GA4、Search Consoleを1か所で見られますか?
一部は可能です。どの部分かを正確に知っておくことが大切です。GSC Wizardが保持しているのは、Search Consoleのパフォーマンスデータ、GA4のデータ(LLM Trafficレポートと、ランディングページ単位のGSCとGA4のブレンドビューを含む)、Bing Webmasterのクエリとページ、そしてQuery Analysisレポートで、すべて同じプロパティにまとまり、MCPサーバー経由でAIアシスタントから読めます。Googleの生成AIパフォーマンスレポートは取り込みません。Google Search Analytics APIが公開していないためです。BingのAI Performanceレポートも取り込まず、プロンプトのトラッキングも行いません。この2つのレポートについては、上で説明した月次のエクスポートとページ単位の結合が、GSC Wizardでもスプレッドシートでも、誠実なやり方です。
よくある質問
ウェブサイトがAI検索に最適化されているかは、どう確認すればよいですか?
Googleによると、AI OverviewsやAI Modeに追加の要件はなく、ページがインデックス登録されていて、スニペット付きで表示される資格があればよいとされています。それをURL検査で確認したら、推測せずに計測します。Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートでは、どのページがAI OverviewsとAI Modeで表示回数を得たかが分かります。Bing Webmaster ToolsのAI Performanceレポートでは、CopilotとBingのAI回答がどのページを引用したかが分かります。GA4のAI Assistantチャネルでは、ChatGPT、Gemini、Copilotなどのアシスタントからの訪問が分かります。従来の検索で上位なのにこれらのレポートに出てこないページがあれば、そのページが手を入れるべき場所です。
Google Search ConsoleでAI OverviewsとAI Modeは確認できますか?
はい、2つの方法で確認できます。AI OverviewsとAI Modeからのクリックと表示回数は、通常のパフォーマンスレポートの検索タイプ「ウェブ」に含まれますが、それらを切り分けるフィルタはありません。2026年8月31日以降は、すべてのサイトで生成AIパフォーマンスレポートも開けるようになりました。こちらはAI OverviewsとAI Modeを合わせた表示回数だけを、ページ、国、デバイス、日付別に表示します。クリックもクエリもありません。
AI検索のクエリと、既存のSEOキーワード群との重なりを確認できるプラットフォームはどれですか?
AI検索クエリの唯一のファーストパーティのリストは、Bing Webmaster ToolsのAI Performanceレポートにあるグラウンディングクエリです。これは、CopilotとBingのAI回答があなたのページを引用したときに使ったフレーズのサンプルです。これをエクスポートし、BingとGoogleのクエリのエクスポートと突き合わせれば、重なりが分かります。Googleの生成AIパフォーマンスレポートにはクエリのディメンションがないため、Googleでは近似するしかありません。Search Consoleのクエリを形で分類し、会話型のものを見ます。GSC WizardのQuery Analysisレポートがそれを行います。プロンプトトラッカーが示す重なりは自分で選んだプロンプトについてのもので、別のリストです。
AI検索の可視性データをGA4とGoogle Search Consoleに統合する最良の方法は何ですか?
3つをページ単位で結合します。3つが共有するキーはURLだけだからです。Search Consoleのパフォーマンスレポートからはページごとの表示回数、生成AIパフォーマンスレポートからはページごとのAI機能の表示回数、BingのAI Performanceレポートからはページごとの引用数、GA4からはランディングページごとのAI Assistantセッションを取ります。各列には参照元と指標のラベルを付けておいてください。表示回数、引用、セッションは別のものであり、足し合わせて1つの数字にはならないからです。
オーガニックの順位は高いのに、AIでの可視性が低いページは、どう見つければよいですか?
Search Consoleのパフォーマンスレポートのページタブと、生成AIパフォーマンスレポートのページタブを、同じ期間と検索タイプでエクスポートします。ページごとに、AI機能の表示回数をウェブの表示回数で割ります。平均掲載順位が良く、表示回数も多いのに、割合が低い、またはゼロのページが、従来の検索結果では上位なのにAI OverviewsやAI Modeにはほとんど表示されていないページです。Bingでも、ページレポートとAI Performanceの引用で同じことができます。
キーワード戦略はAI検索の可視性に影響しますか?
想定するのではなく、測定できます。ページが狙うクエリを変える前後で、4つの数字を追ってください。Search Consoleの生成AIレポートにあるそのページのAI機能の表示回数、BingのAI Performanceレポートにある引用数と引用シェア、GA4にあるAI Assistantセッション、そしてSearch Consoleの表示回数のうち会話型でAI型のクエリから来た割合です。手を入れなかったページと比較しない限り、どんな変化も相関として扱ってください。
次のプレイブック
クエリを含むのはBingのレポートなので、じっくり見る価値があります。Bing AI Performanceレポートの解説 →
自分のSearch Consoleにある会話型クエリを見る
自分のプロパティでQuery Analysisを実行し、AI Modeの候補をエクスポートしましょう。7日間無料トライアル、クレジットカードは不要です。
執筆:Jan-Willem Bobbink · 公開:2026年11月4日 · 更新:2026年11月4日